日本のスタメンはWS木村-MB岩坂-OP山口-WS江畑-MB荒木-S竹下、L佐野。
新鍋を外して、山口をスタメン起用です。
対するブラジルは、WSにパウラとマリ、MBにファビアナとタイーザ、
オポジットにシェイラ、リベロにはベテランのファビと、いつものスタメンです。
1セット目、日本のサーブはマリ狙いです。
このマリは、元はオポジットに入っていた選手で、それほど守備が良くない。
でも、攻撃力は脅威なのです。真下に叩きつけずに長いコースを打ちます。
また188センチと高くて、ブロック力もある選手。
日本のサーブで崩していきます。それでも、
ブラジルは両ミドルのクイックを多用していき、序盤はクイックで押し切ります。
日本は、今大会好調の江畑がトスが多少悪くても決めていきます。
中盤に入り、ブラジルはクイックを多用していた攻撃パターンを変え、
シェイラにトスを集め始めます。日本はブロックである程度対応するものの、
ブロックの横を抜けたボールを拾いきれずに得点されてしまいます。
また、木村のレセプションの乱れから、連続失点で、デュースになります。
しかし、ここでブラジルのパウラの強烈なレフト攻撃を竹下がブロック。
竹下の手に当たったボールがブラジルのコート奥に落ち、
ブラジルはバタバタしてきます。日本は両WSが踏ん張り、1セット目取りました。
2セット目は序盤に荒木・竹下・木村のフォワードの場面で竹下は荒木の
クイックを多用しようとしますが、全く決まらず、パウラの連続スパイクなどで
日本は苦しみましたが・・・。岩坂がサーブの場面で、パウラのスパイクを岩坂が
ナイスディグを見せ、その守備から木村が決めて、日本が波に乗ります。
また、竹下が1本目ファーストレシーブしたボールを岩坂がトスを上げて、
バックトスだけど、綺麗に上がったレフトへのトス・・・木村が打ち切りました。
岩坂は、得点自体は少ないのですが、当たり前のプレーを当たり前にこなせる・・・
さすが、名門の東九州龍谷出身なだけありますね~。
なかなか、日本のミドルブロッカーの選手は、繋ぎが苦手な選手が多くて、
トスに行く姿を見ると、不安になったりするのですが、
この大会は岩坂が良いトスを上げる事が本当に多くて、見ていて嬉しくなります。
3セット目は、江畑・木村の攻撃が快調!!サーブで崩して、荒木がパウラを止めたり、
タイムアウト明けでも、シェイラのバックアタックに対して、3枚ブロックで対応し、
シェイラがアウトにしてしまったり・・・何だか、凄い展開に!
終盤、石田のレセプションが乱れて、追い上げられましたが、
なんと、世界ランク1位のブラジルにストレート勝ちでございます!!
大きな大会でブラジルに勝つの・・・初めて見ましたよ~
去年のワールドグランプリでフルセットで勝ったものの、
その後の世界選手権ではフルセットで負けてしまった~。
しかも、2セット先取しながら、3セット連取されて負けるというパターン。
それだけに、本当に緊張して緊張して見てましたが・・・
声がガラガラですよ~おいら。
あ、他の試合結果などを明日ですね、アップします。
また、終盤の試合展開などを予想を交えながら、記事作成します。