第16回アジア女子バレーボール選手権大会 兼 ワールドカップ予選
■開催期間＝2011年9月15日～23日
■開催地＝チャイニーズ台北 台湾大学総合体育館
■出場国
日本、中国、タイ、韓国
チャイニーズ台北、カザフスタン
北朝鮮、オーストラリア、スリランカ
イラン、インドネシア、ベトナム
スリランカ、トルクメニスタン（棄権）
■日本女子代表メンバー
・セッター
竹下佳江 159センチ JT
中道瞳 159センチ 東レ
・オポジット
山口舞 176センチ 岡山シーガルズ
狩野舞子 187センチ パヴィア（イタリア）
・ウィングスパイカー
木村沙織 185センチ 東レ
新鍋理沙 176センチ 久光製薬
江畑幸子 176センチ 日立
迫田さおり 176センチ 東レ
・ミドルブロッカー
山本愛 184センチ JT
荒木絵里香 186センチ 東レ
岩坂名菜 187センチ 久光製薬
・リベロ
佐野優子 159センチ イトゥサチ（アゼルバイジャン）
■対戦形式
1次リーグは4グループに分かれ、総当り1回戦。
1次リーグ各グループ上位2チームずつは1-8位の2次リーグへ（4チーム*2グループ）
1次リーグ各グループ下位3・4位チームは9-14位の2次リーグへ
2次リーグの順位を元に準々決勝・順位決定戦を行う
■1次リーグのグループ分け
・A組
チャイニーズ台北、インドネシア、イラン
・B組
ベトナム、タイ、オーストラリア
・C組
カザフスタン、インド、北朝鮮、中国
・D組
スリランカ、韓国、日本、トルクメニスタン（棄権）
■1次リーグ結果
・A組
1位＝チャイニーズ台北、2位＝イラン → 2次リーグ1-8位へ
3位＝インドネシア → 2次リーグ9-13位へ
・B組
1位＝タイ、2位＝ベトナム → 2次リーグ1-8位へ
3位＝オーストラリア → 2次リーグ9-13位へ
・C組
1位＝中国、2位＝北朝鮮 → 2次リーグ1-8位へ
3位＝カザフスタン、4位＝インド → 2次リーグ9-13位へ
・D組
1位＝日本、2位＝韓国 → 2次リーグ1-8位へ
3位＝スリランカ → 2次リーグ9-13位へ
■2次リーグG組（9-14位）＝インド、インドネシア、カザフスタン
・1日目
インド 3-0 インドネシア
・2日目
カザフスタン 3-0 インドネシア
・順位
1位＝カザフスタン
2位＝インド
3位＝インドネシア
■2次リーグH組（9-14位）＝オーストラリア、スリランカトルクメニスタン
・1日目
オーストラリア 3-0 トルクメニスタン（棄権）
・2日目
オーストラリア 3-0 スリランカ
・順位
1位＝オーストラリア
2位＝スリランカ
3位＝トルクメニスタン（棄権）
■2次リーグE組（1-8位）＝中国、チャイニーズ台北、北朝鮮、イラン
・1日目
チャイニーズ台北 3-1 北朝鮮
中国 3-0 イラン
・2日目
中国 3-0 チャイニーズ台北
北朝鮮 3-0 イラン
・順位
1位＝中国
2位＝チャイニーズ台北
3位＝北朝鮮
4位＝イラン
■2次リーグF組（1-8位）＝韓国、タイ、日本、ベトナム
・1日目
韓国 3-1 タイ
日本 3（25-12、25-19、27-25）0 ベトナム
※日本のスタメン＝S竹下-WS木村-MB岩坂-OP新鍋-WS迫田-MB山口、L佐野
※途中出場＝江畑、狩野、中道、荒木
※戦評
第1セット序盤、日本はサーブで攻めリズムを掴んだ。
センターに入った山口、岩坂と竹下のコンビが次々と決まり16－8とリードを広げた日本。
迫田のバックアタックや、新鍋の速い攻撃でベトナムを翻弄し、一気に第1セットを先取した。
第2セットは、セッター・中道、センターに荒木、サイドに江畑と狩野という布陣で臨んだ。
第2セットは、セッター・中道、センターに荒木、サイドに江畑と狩野という布陣で臨んだ。
序盤から狩野、荒木らのブロックが冴え、得点を重ねた日本。
中盤、木村に代わって入った新鍋が、コースを突いたアタックを連続で決め、さらにリードを広げた。
終盤、サーブレシーブの乱れから連続得点を許したが、
序盤の大量リードを守り25－19と第2セットを連取した。
第3セット、日本のミスが重なり11－15とベトナムにリードを許した。
第3セット、日本のミスが重なり11－15とベトナムにリードを許した。
終盤、迫田のバックアタックなどで21－21と同点に追い付き、
デュースに持ち込んだ日本は、中道や荒木が粘り強くレシーブをつなぐと、
迫田、狩野が決め、逆転で第3セットを取り、セットカウント3-0で勝利を収めた
・2日目
韓国 3-0 ベトナム
日本 3（25-23、25-21、25-19）0 タイ
※日本のスタメン＝MB山口-S竹下-WS木村-MB荒木-OP新鍋-WS迫田、L佐野
※途中出場＝狩野（2セット目途中より木村に代わり）、江畑（1セット目途中より迫田に代わり）、
中道、岩坂
※戦評
第1セット序盤、日本はサーブレシーブを乱され5－10とタイにリードを許した。
しかし日本も木村がサーブで攻めタイを翻弄すると、
新鍋がライトからコースを突くスパイクを決め14－13と逆転に成功。
迫田に代わって出場の江畑が、相手のブロックを使った巧みな攻撃をみせた。
終盤、ピンチサーバーで入った狩野のサービスエースなどもあり、25－23で第1セットを先取した。
第2セット序盤、木村がタイの強いサーブに攻められ、3－9とリードを許した日本。
第2セット序盤、木村がタイの強いサーブに攻められ、3－9とリードを許した日本。
木村に代わり出場の狩野が踏ん張り、13－13と追いついた日本は、
江畑の連続サービスエースで18－16と逆転に成功。
終盤、狩野の好レシーブや、江畑の力強いスパイクで、25－21で第2セットを連取した。
第3セット、センター山口、荒木と竹下のコンビネーションが決まり、波に乗った日本。
第3セット、センター山口、荒木と竹下のコンビネーションが決まり、波に乗った日本。
新鍋も速い攻撃を連続で決め、12－6とリードを広げた。
終盤、荒木のブロック、竹下のサービスエースなどで得点を重ねた日本は、
25－19、セットカウント3－0で勝利を収めた
※この試合、木村選手の得点０です・・・。そして、迫田も1本もスパイクが決まらず・・・。
荒木がA7、B4、S1の合計12得点、山口がA11、B1の合計12得点、江畑がA14、S2の合計16得点。
狩野舞子もピリっとせず、A4、B1の合計5得点。新鍋がAだけですが13得点と頑張りました。
そして、この試合はタイにサーブとブロックによるチーム得点で負けてます！
・順位
1位＝日本
2位＝韓国
3位＝タイ
4位＝ベトナム
■決勝トーナメント・順位決定戦
・13-14位
G組・H組の各組3位で対戦。
ただし、H組3位のトルクメニスタンが棄権のためインドネシアが13位。
・9-12位
G組・H組の各組上位2チームが2次リーグの結果を基にタスキ掛けで準決勝を行う。
準決勝で敗れたチームは11-12位決定戦を行う。
準決勝で勝利したチームは9-10位決定戦を行う。
・1-8位
E組・F組の各組4チームが2次リーグの結果を基にタスキ掛けで準々決勝を行う。
準々決勝で敗れたチームは5-8位の準決勝②に。
準決勝②で敗れたチームは7-8位決定戦を行う。
準決勝②で勝利チームは5-6位決定戦を行う。
準々決勝で勝利チームは1-4位の準決勝③に。
準決勝③で敗れたチームは3-4位決定戦を行う。
準決勝③で勝利チームは1-2位決定戦を行う。