春の高校バレー2011 女子決勝!!



東九州龍谷(大分) 3(22-25、25-17、25-21、25-14)1 古川学園(宮城)

東九州龍谷の鍋谷、古川学園の佐々木。
両エースの打ち合いで幕を開けた決勝戦。
先にペースをつかんだのは、古川学園のほうだった。
最初のテクニカルタイムアウトが明けた最初のプレーで
大野(奈)が決めると、6連続点と一気に流れを引き寄せる。
センターにボールを集めた東九州龍谷の攻撃に対応し、
鍋谷のバックアタックもすばやく対応。
佐々木のパワフルなスパイクも機能してリードを広げた。
しかし、ここから東九州龍谷が反撃を開始。
宇田、中馬のブロックポイントで14-13と逆転すると、
鍋谷が古川学園の大野(歩)のスパイクをブロックで封印。
甲斐が巧みにネット際でボールを押し込み、
19-15と4点のリードを奪った。
試合の主導権が激しく行き交う第1セットは
しかし、最後で古川学園が流れを呼び込む。
山田が切れのあるスパイクで連続得点を奪うと、
大野(歩)が東九州龍谷の村田を止めて20-20の同点に。
粘る東九州龍谷を振り切り、古川学園が第1セットを先取した。
第2セットの序盤は互いに1点ずつ奪い合う展開。
東九州龍谷は10-10から甲斐の速攻や鍋谷のスパイクで5連続得点を奪う。
古川学園は要所でミスが重なりペースダウン。
隙をついて一気に攻めたてた東九州龍谷が、
宇田のライト攻撃でセットカウントを振り出しに戻した。
勢いをつかんだ東九州龍谷は、第3セットもリード。
鍋谷が長い平行トスを決めてリズムに乗ると、
要所で宇田が硬軟織り交ぜたスパイクを決めて
最初のテクニカルタイムアウトを8-2で迎える。
ここからは東九州龍谷の鍋谷の独壇場。
古川学園の大野(歩)、芦野のブロックをかいくぐり、
立て続けに切れのあるスパイクをたたき込む。
東九州龍谷が9点のリードで2度目のテクニカルタイムアウトを迎えた。
しかし、古川学園も諦めない。大野(奈)の速攻や、
代わって入ったセッター内村のブロックなどで3連続得点。
終盤には大野(歩)が中に切れ込んで鮮やかに強打をたたき込み、
佐々木のバックアタックなどで3点差まで接近するが万事休す。
試合巧者の東九州龍谷が確実にサイドアウトを切り、優勝に王手をかけた。
第4セット、東九州龍谷は宇田のライト攻撃が機能すると、
鍋谷がレフト、ライトから幅のあるスパイクで得点を量産。
村田が古川学園の佐々木をブロックで止めると、
鍋谷のバックアタックで12-5。相手のミスを誘うと、
あとは完全に東九州龍谷のペース。
最後は中馬が決めて、東九州龍谷が歓喜の時を迎えた
 
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<女子個人表彰一覧>

最優秀選手賞
村田 しおり 3年 169センチ 東九州龍谷(大分)

優秀選手賞
村田 しおり 3年 169センチ 東九州龍谷(大分)
鍋谷 友理枝 2年 177センチ 東九州龍谷(大分)
大野 果歩 3年 182センチ 古川学園(宮城)
佐々木 美麗 3年 177センチ 古川学園(宮城)
堀川 真理 3年 180センチ 共栄学園(東京)
南 美寿希 3年 175センチ 鹿児島女(鹿児島)

ベストリベロ賞
筒井 さやか 3年 158センチ 東九州龍谷(大分)

勝利監督賞
相原 昇 東九州龍谷(大分)

応援賞
盛岡女(岩手)
共栄学園(東京)

入場行進賞
津商(三重)