春の高校バレー2011 女子準々決勝結果!!



東九州龍谷(大分) 2(25-23、25-16)0 鹿島実(佐賀)

九州勢同士の試合となった準々決勝決勝第一試合。
序盤はミスの少なかった東九州龍谷ペース。
サウスポー宇田のライト攻撃、鍋谷の時間差攻撃などで
スタートダッシュに成功すると11-4と一気に点差をつけた。
どうにか粘りたい鹿島実業は、3番溝口のスパイクや
セッター石橋の絶妙のツーアタックなどで12-14と2点差まで詰め寄るものの、
東九州龍谷の6番中馬のサーブに崩され5連続失点。
しかしここから鹿島実業は驚異的な粘りを見せる。
力武、溝口の両エースが東九州龍谷のブロックをかいくぐり
見事なスパイクを決めると、石橋のツーアタックがまたもや決まり23-23。
土壇場で同点に追いついた鹿島実業だったが、
最後は地力で勝る東九州龍谷が
鍋谷の連続スパイクで25-23とこのセットを奪う。
第二セットは東九州龍谷、村田のサービスエースで幕をあける。
前半にスパイクやサーブでミスが出始めた鹿島実業を
鍋谷の3連続スパイクなどで攻め立て15-9とリードを奪う。
このリードを堅いレシーブで守り抜き、
25-17のストレート勝ちで春校での7年連続センターコート進出を決めた
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古川学園(宮城) 2(25-9、25-19)0 下北沢成徳(東京)

先の京都橘戦では次々にスパイクを決めた下北沢成徳のエース大竹の前に
古川学園の高い壁が立ちはだかっていた。
1セット目、大竹のスパイクを大野姉妹のブロックでしのぐ古川学園は
山田や大野果歩の攻撃で確実に連続得点。
流れに乗ってセッター早坂のツーアタックなども効果的に決まり
17-3と圧倒的なリードを広げ、
古宮らが単発で決める下北沢成徳の追撃を許さずこのセットに勝利。
続く第2セットも好スタートを切った。
下北沢成徳はコーナーをねらった大竹のスパイク、
芳賀のブロックなどで食らいつき、
中盤までは接戦から反撃の機会をうかがった。
しかし古川学園は安定したディフェンスから
佐々木や大野果奈の攻撃を決めて相手を引き離す。
結局25点目も古川学園が奪い取り、準決勝進出を決めた

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鹿児島女(鹿児島) 2(25-13、25-17)0 和歌山信愛女(和歌山)

立ち上がりから鹿児島女のセンター線が機能した。
川口が打点の高い速攻でリズムをつかむと、
大楠も軟打を交えながら空いたスペースにボールを落とす。
相手ブロックの意識をセンターに集めたところで、
サイドから橋口が球足の長いスパイク。
横田のライト攻撃も機能して、7連続得点で20-8。
試合運びに風格さえ漂う鹿児島女が、第1セットを25-13で大勝した。
第2セット、あとがない信愛女短大附は、
ポイントゲッターの吉田にボールを集めて確実に1点ずつを積み重ねる。
しかし、鹿児島女に動揺はない。
鳥越がスパイクのコースを巧みに打ち分けて得点を重ねると、
機動力を生かした川口の攻撃が要所で機能。
終盤には大楠の速攻をきっかけに、藤田のサーブポイントなどで
怒涛の7連続得点。信愛女短大附の追随を許さず25-17でストレート勝ちした
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共栄学園(東京) 2(25-21、23-25、25-14)1 九州文化学園(長崎)

1セット目、共栄学園は23-15と九州文化学園を大きく引き離す。
その後5連続ポイントを許し苦しむが、
何とか25-21で1セット目を先取する。
続く2セット目は両校一歩も譲らぬシーソーゲーム。
だが、共栄学園堀川が調子を崩すと、
九州文化学園は下平を中心に得点を重ね、
25-23で2セット目を取り返した。決着は最終セットへ。
3セット目序盤は拮抗した展開ながらも、
じりじりと共栄学園が点差を引き離す。
終盤に差し掛かると完全に共栄学園のペースとなり25-14で試合終了。
共栄学園の勝利で試合は幕を閉じた
 
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女子準決勝の対戦カード

① 古川学園(宮城) 対 共栄学園(東京)

② 東九州龍谷(大分) 対 鹿児島女(鹿児島)