第16回アジア競技大会(2010/広州) 男子バレーボール競技

11月26日(金) 第11日 ファイナルラウンド (決勝)


■1-2位決定戦
日本 3(25-19, 25-13, 23-25, 25-18)1 イラン
※日本のスタメン=WS米山-MB山村-OP清水-WS福澤-MB富松-S宇佐美,L永野
※日本の得点=清水25(A21、B1、S3)、福澤20(A15、B5)、冨松13(A6、B4、S3)、山村6(A5、B1)、米山4(A2、B2)、宇佐美2(A1、B1)、長江1(S1)
※戦評
第1セット米山のコースを突くサーブで相手レシーブを崩し3-0と
幸先良いスタートを切った日本。富松のブロックポイント、
清水のサービスエースで流れを掴み、8-3。
センター線を絡めたバランス良い攻撃を組み立て、
16-10とリードを保ったまま後半に突入。
しかし相手のサーブポイントで点差を詰められ18-14。
終盤、またしても米山のサーブで相手布陣を崩し得点を重ねた日本は、
20-14と再び点差を広げた。最後は富松のネットインサーブでポイント。
第2セット、スタートから富松・福澤の連続ブロックポイントが出て3-1。
サーブで攻める日本はその後も得点し8-3。
その後、サーブレシーブが崩れ9-8と1点差に詰め寄られたが、
好調の富松がブロックを連発。16-10と再びリードを広げた。
終盤は福澤がブロックを決め21-11。最後まで攻め続けた日本は
最後は富松のサービスエースが決まり25-13で第2セットを連取した。
第3セット、序盤、日本は自らのスパイクミスから4-8と後を追う展開に。
このセット、サーブレシーブが安定しない日本は、攻撃が単調になり、
相手ブロックに阻まれる悪い流れに。10-14でピンチサーバーに上場を投入。
11-14で長江をピンチサーバーに起用、13-15と2点差まで追い上げた。
後半、粘り強いディフェンスのイランに点差を詰められない日本だったが、
終盤、富松のサーブポイントで22-22、ついに追いついた。
しかし最後はイランにブロックを決められ、第3セットを23-25で落とした。
第4セット立ち上がり、山村のサーブで崩し3-0。
しかしイランの変化の鋭いジャンピングフローターサーブに苦しんだ日本。
ファーストテクニカルタイムアウトを8-7で迎え1点を争う接戦が続いた。
日本はイランのブロックに手を焼いたが、宇佐美のダイレクトスパイク、
清水のサービスエースで14-12とすると、リズムを掴みさらに得点。
16-12と一歩抜け出した。清水のサーブで崩しに完全に流れに乗った日本、
19-14でピンチサーバー長江が見事にサービスエースを決め20-14とすると、
終盤危なげない試合展開で第4セットを25-18で奪った。
イメージ 1

■3-4位決定戦
韓国 3(25-19, 25-17, 28-26)0 タイ

■5-6位決定戦
中国 3(25-18, 25-17, 25-18)0 インド

■7-8位決定戦
サウジアラビア 3(25-22, 28-26, 28-26)0 カタール



■最終順位

1位=日本 4大会ぶり8度目の優勝
2位=イラン
3位=韓国
4位=タイ
5位=中国
6位=インド
7位=サウジアラビア
8位=カタール
9位=カザフスタン
10位=パキスタン
11位=チャイニーズ台北
12位=クウェート
13位=インドネシア
14位=ミャンマー
15位=トルクメニスタン
16位=ベトナム
17位=ホンコンチャイナ
17位=モンゴル



■個人成績(関係部分のみ抜粋)

・ベストスコアラー部門
2位=清水 159得点
25位=米山 79得点
28位=福澤 77得点
30位=石島 74得点

・ベストスパイカー部門
3位=米山 41.98%
6位=福澤 39.20%
8位=清水 38.67%

・ベストブロッカー
7位=富松 0.58本/セット

・ベストサーバー
2位=清水 0.58本/セット

・ベストディガー
4位=永野 2.03本/セット

・ベストセッター
1位=宇佐美

・ベストレシーバー
3位=米山 85.79%
7位=永野 81.55%

・ベストリベロ
2位=永野