2010世界バレー女子・日本大会 第11日
決勝ラウンド 2010年11月13日(土)~14日(日)
11月14日(日)=ファイナル
■優勝決定戦
・ロシア 3(21-25, 25-17, 20-25, 25-14, 15-11)2 ブラジル
フルセットに及ぶ熱戦は、ロシアの勝利。
ロシアはOPにガモワ、WSにコシェレワとシャチコワ、MBにボロダコワなど御馴染みのスタメン。
エースのガモワが35得点と大爆発。特に最終セットは1本もミスなく高い決定率を残した。
また、途中はチームの母的存在のシャチコワが両サイドから
相手ブロックを利用してブロックアウトにして殆ど決めていたし、
21歳の若いコシェレワも手首を使ったり、ネット上の通過点を高くして、
ブラジルに捕まる事が殆ど無かったようです。
ブラジルはOPにシェイラ、WSにジャケリネとナタリア、MBにファビアナ、タイーザなど
こちらも御馴染みのスタメンでした。こちらも両サイドからの平行、シェイラのパイプなど
多彩な攻撃で攻め立てたが、いつもよりもコンビが合ってなかったな~という印象。
ただ、ジャケリネがインナーに打ったり、ナタリアもパワーで捻じ込んだり、
かなり持ち味は発揮していましたね。セッターがクイックを使う余裕が無かったのが残念。
シェイラが26、ナタリアが18、ジャケリネが16得点!
■3-4位決定戦
日本 3(18-25, 25-23, 21-25, 25-19, 15-8)2 アメリカ
日本 3(18-25, 25-23, 21-25, 25-19, 15-8)2 アメリカ
※日本のスタメン=MB山本-S竹下-WS木村-MB井上-OP山口-WS江畑、L佐野
※日本得点者=木村28、石田(江畑に代わり途中から出場)11、井上8、荒木7、山本7、江畑4、竹下1
※アメリカのスタメン=MBバウン-Sバーグ-WSトム-MBアキンラディオ-OPフーカー-WSラーソン、Lシコラ
※アメリカの得点者=フーカー28、ラーソン16、トム15、タマス9、バウン8、アキンラディオ2、バーグ1
※戦評
第1セットからアメリカは大黒柱のフッカーとラーソンが持ち味を発揮して
果敢な攻めで日本を苦しめた。11-13と粘ったが、スパイクミスもあり、
ズルズルと5連続失点。その後、木村沙織が踏ん張ったものの18-25で落とした。
日本は浮き足立つことなく、第2セットからは見違えるような動きを見せた。
日本は浮き足立つことなく、第2セットからは見違えるような動きを見せた。
いきなり0-4とされたが、木村、江畑幸子の強打、
江畑に代わり登場した石田瑞穂のバックアタックなどで応戦。
11-13から竹下佳江のサービスエースなどで15-13とし、
その後も石田が大暴れして優位に試合を進め、
最後は石田のレフトからのスパイクでセットを奪い返した。
第3セットは中盤まで接戦が続き、どちらに転ぶか分からない状況だったが、
第3セットは中盤まで接戦が続き、どちらに転ぶか分からない状況だったが、
終盤はフッカーのバックアタック、レフト攻撃で引き離された。
後がない日本。第4セットは先発した荒木絵里香が奮闘、移動攻撃、クイックと多彩な攻めを見せ
後がない日本。第4セットは先発した荒木絵里香が奮闘、移動攻撃、クイックと多彩な攻めを見せ
9-5、14-9、20-12と終始余裕ある試合運び。
23-14からローガン・トムに打たれ、5連続失点とややピンチに立たされたが、
最後は木村の強打と、世界的なセッターのバーグのトスミスで、フルセットに持ち込まれた。
勢いは完全に日本。エース木村に球を集め、確実にポイントを稼ぎ、
勢いは完全に日本。エース木村に球を集め、確実にポイントを稼ぎ、
荒木、山本愛の移動攻撃も効果的に決まって8-5、10-7。
ここからは木村が大車輪の活躍を見せ、フッカーに1本だけ強打を浴びただけで、
5連続得点を挙げて逃げ切った
■5-6位決定戦
イタリア 3(25-23, 25-20, 25-21) 0 トルコ
イタリア 3(25-23, 25-20, 25-21) 0 トルコ
※イタリアはオルトラーニが17、ジョーリが13、デルコーレが10得点。
※トルコはネスリハンが17得点
■7-8位決定戦
セルビア 1(25-20, 21-25, 22-25, 23-25)3 ドイツ
※ドイツはコズーフが29得点と大暴れした!!
セルビア 1(25-20, 21-25, 22-25, 23-25)3 ドイツ
※ドイツはコズーフが29得点と大暴れした!!
■9-10位決定戦
ポーランド 3(25-23, 25-21, 25-22)0 中国
※ポーランドはグリンカが19得点、カチョルが17、バランスカが12得点。
ポーランド 3(25-23, 25-21, 25-22)0 中国
※ポーランドはグリンカが19得点、カチョルが17、バランスカが12得点。
※中国はオウイメイが18得点と気を吐いたが・・・
■11-12位決定戦
オランダ 3(32-30, 25-23, 25-17)0 キューバ
※オランダはグロスネスが17、フリールが15、ブロムが12得点。
※キューバはカルカセスが14、サンチェスが12得点
第1セットが全てだったか・・・