2010世界バレー女子・日本大会 第9日
第2次ラウンド 2010年11月6日(土)~10日(水)
11月10日(水) =2次ラウンドの第4日
■E組
ペルー 0(17-25, 22-25, 21-25)3 中国
セルビア 3(25-17, 25-22, 25-16) 0 韓国
※セルビアはブラコチェビッチが15、ニコリッチが14得点と活躍した。
※韓国はファンヨンジュが13得点だったが、打ちまくったキムヨンギョンが11得点に抑えられた
ポーランド 3(25-23, 24-26, 27-25, 25-22)1 トルコ
※ポーランドはバランスカが22得点、グリンカ・カチョルがそれぞれ17得点と活躍。
※トルコはネスリハンは25得点と大暴れしたが、他が沈黙・・・。
日本 1(21-25, 14-25, 25-23, 13-25)3 ロシア
※ガモワが26得点、シャチコワが18得点、ゴンチャロワが18得点。
※日本のスタメン=MB山本-S竹下-WS木村-MB井上-OP山口-WS江畑、L佐野
※戦評
第1セット、ロシアは先発に202センチを2人、190センチ台を3人起用。
エースのエカテリーナ・ガモワ、リュボフ・シャチコワの強打を
日本は拾い捲るしかなかったが、ガモワの軟硬織り交ぜたバックアタックが次々と決まり、
完全にお手上げの状態。それでも大黒柱の木村沙織がコースを読んだスパイクを
決めるなど粘って、中盤は5度の1点差リードの場面もあったが、
19-19からガモワ、シャチコワの強打を止めることができず、
ずるずる失点を重ね逃げ切られた。
第2セット、日本は調子の出ない江畑幸子に代え、迫田さおりを投入。
第2セット、日本は調子の出ない江畑幸子に代え、迫田さおりを投入。
だが、やはりロシアの高さに対応できず、拾って繋ぐバレーができない。
長短に変化を付けた相手サーブにも惑わされ、
サーブレシーブが乱れる場面も再三あった。
ロシアは決して技を巧みに使う攻撃があるわけでもなく、
むしろ単調な攻めをするのに、日本は守れない。
ガモワに加え、194センチのナタリア・ゴンチャロワらがミスの少ない確実なスパイクも決まり、
9-12からは一方的に攻められ万事休した。
第3セットに入り、ようやくエンジンがかかった日本。
第3セットに入り、ようやくエンジンがかかった日本。
井上香織、木村のサービスエースなど、サーブで崩す作戦が奏功した。
10-3、15-8と優位に試合を進め、木村の左右からの攻撃も冴えてロシアに競り勝った。
第4セットに逆転の足がかりをと、期待がかかったが、
第4セットに逆転の足がかりをと、期待がかかったが、
ロシアの好サーブに幻惑されてしまった。
特にガモワが8連続得点の原動力となるコース狙いのサーブが面白いように決まり、14-3。
ここで勝負ありだった。木村が必死に抵抗したが、結局ロシアの高さと巧さにやられてしまった
E組最終順位
1位=ロシア 7勝0敗→1~4位決定戦のセミファイナルへ
2位=日本 5勝2敗→1~4位決定戦のセミファイナルへ
3位=セルビア 4勝3敗→5~8位決定戦のセミファイナルへ
1位=ロシア 7勝0敗→1~4位決定戦のセミファイナルへ
2位=日本 5勝2敗→1~4位決定戦のセミファイナルへ
3位=セルビア 4勝3敗→5~8位決定戦のセミファイナルへ
4位=トルコ 3勝4敗(得点率1.026)→5~8位決定戦のセミファイナルへ
5位=ポーランド 3勝4敗(得点率1.013)→9~12位決定戦のセミファイナルへ
6位=中国 3勝4敗(得点率0.989)→9~12位決定戦のセミファイナルへ
7位=韓国 3勝4敗(得点率0.948)→13位で終了
8位=ペルー 0勝7敗→15位で終了
■F組
チェコ 1(25-16, 18-25, 20-25, 23-25)3 タイ
※タイはウィラワンが20得点、オヌマーが17得点と活躍。
ブラジル 3(25-19, 24-26, 25-19, 25-23)1 アメリカ
※ブラジルはジャケリネが18得点、ナタリアとシェイラが15、タイーザが14得点など平均して活躍!
※アメリカはフーカーが20得点、ラーソンが15得点と奮起したが・・・
オランダ 1(12-25, 14-25, 25-19, 25-27)3 ドイツ
※高さを活かしたバレーの両チームの対決はオポジットが爆発したドイツの勝利!
※オランダはフリールが19、ブロムが13得点。
※ドイツはコズーフが25得点!シシュケとフュールスト15得点。
イタリア 2(25-16, 24-26, 25-21, 23-25, 22-24) 3 キューバ
※イタリアは勝って、得点率でファイナル準決勝進出を目指したが・・・
※イタリアはオルトラーニが24、ピッチニーニが23、アルゲッティが15、ジョーリが15得点!
※イタリアはオルトラーニが24、ピッチニーニが23、アルゲッティが15、ジョーリが15得点!
※キューバはカルカセスが34得点、サンチェスが20得点など。
F組の最終順位
1位=ブラジル 7勝0敗→1~4位のセミファイナルへ
1位=ブラジル 7勝0敗→1~4位のセミファイナルへ
2位=アメリカ 5勝2敗→1~4位のセミファイナルへ
3位=ドイツ 4勝3敗(得点率1.082)→5~8位決定戦のセミファイナルへ
4位=イタリア 4勝3敗(得点率1.062)→5~8位決定戦のセミファイナルへ
4位=イタリア 4勝3敗(得点率1.062)→5~8位決定戦のセミファイナルへ
5位=キューバ 3勝4敗→9~12位決定戦へ
6位=オランダ 2勝5敗(得点率0.965)→9~12位決定戦へ
7位=タイ 2勝5敗(得点率0.815)→13位で大会終了
8位=チェコ 1勝6敗→15位で大会終了