先週は風邪のうえに、所用がずっと続き、うつうつとした日々を送っていた
ところが、今週月曜日は、暇なうえに秋晴れでスタート
これは写真日和と思ったのだが、肝心の北アルプス・立山連峰は薄っすらとしか見えない
立山は、今月13日に、増田明美さんが参加して開かれた「滑川ほたるいかマラソン」の日に、初冠雪となっている
その日は、頂上付近がわずかに白くなった立山・剱が見えて、絶好のマラソン日和だった
ところが、それ以降、天気は悪化
こちらは風邪までひいてしまったというわけだ
さて、絶好の日和ではないが、立山山麓に行くことにした
風邪が治っていないので、スクーターはやめて車である
行けども行けども、山々はシルエットのごとく薄っすらだが、ひたすら走る
芦峅寺の手前まで来たときだ
カーブを曲がった瞬間、雪をかぶっている立山が急に見えた
すっかり嬉しくなって、布橋に立ち寄った
布橋は、例の日本ユネスコ未来遺産に選ばれた「布橋灌頂会」の橋だ
立山が女人禁制だった江戸時代
極楽浄土を願う女性たちを救済するために始まったのが布橋灌頂会である
姥堂川を三途の川に見立て、女性たちが白装束に目隠しをして布橋を渡る
この世とあの世の境界を渡るわけだ
その先の姥堂では真っ暗な中、ひたすら念仏を唱える
僧侶の声明と必死の念仏で、もはや倒れそうな瞬間、扉が開かれると、そこには神々しいまでの光る立山が鎮座している
そんな宗教行事にひかれ、かねてから、布橋と雪の立山を撮りたいとは思っていた
この日は、立山がまだ鮮明ではないものの、イメージはつかめた
いつの日か、もっと白く光る立山を撮影に来たいと思う