新潟、金沢、福井は初雪があったそうだ
真ん中に挟まれている富山はなぜだか、まだ雪を見ていない
ただし、北陸の冬らしく、冷たい雨か曇天が続く
 
ところが、今朝、わずかに青空が見えていた
そこで思い立って五箇山に出掛けた
かつて、山奥の秘境と呼ばれ、平家の落人たちの村と言われたところだ
今では合掌造り集落が世界遺産に選ばれた村と言ったほうが分かりやすいだろう
 
五箇山には、56豪雪(昭和56年)のさなかに訪れたことがある
連載企画の取材で、週の後半はいつも五箇山にいた
だから、勝手知ったる村と言ってもいい
 
それでも、世界遺産に選ばれるなどで変化してきた
さらに東海北陸自動車道が開通し、秘境ではなくなった
 
イメージ 1   ただし、今回は昔のように砺波から国道156号線で入る
整備が進むまではその番号をもじって「イチコロ線」と呼ばれた道だ
急しゅんな山道だから、落ちたらイチコロだったのである
今は、そんなことはないが、進むにつれ気温がぐんぐん下がってきた
平地で6度ぐらいあったのに、村の直前でついに1度である
そして、道の両脇の雪だけでなく、道路にもわずかに雪が残るようになった
 
甘かった
合掌集落が雪化粧しているのは、ニュースで知っていた
だが、屋根にうっすらとだから、道は開いていると思っていた
で、普通タイヤなのである
 
後続のトラックを追い越させ、ゆっくりと進んだ
下梨で右折し、ようやく旧平村の相倉集落へ
駐車場の入り口で、集落維持協力金500円を払い、歩きだす
もちろん、長靴を持ってこなかった
まったく、リスクマネジメントが出来ていない
 
イメージ 2それでも、撮れるだけの写真は撮った
青空も見えていたが、ガスがかかっているようでもあり、期待したほどの写真にはならかった
 
帰りは城端へ抜ける国道304号線を選んだ
156号の雪に、おののいたからである
ここも人喰谷などと呼ばれたところもある難所だったが、トンネルが出来てすっかり快適になった
 
わずか10分ほど走行したら、雪の世界が忽然と消え、枯れ野がつづく普通の世界に戻った
本当に狐につままれたような感じだ
秘境ではなくなったというが、五箇山が不思議な世界であるのは違いない