

3輪のミゼットだとか、スバル360(てんとうむし)などという庶民的な車が好きなのだが、昨日のお目当てはトヨタ2000GT
車に詳しいわけではないし、それほどのファンでもない
ただ、トヨタ2000GTは、007のボンドカー(007は二度死ぬ)であることは知っている
当時は、その斬新なスタイルに胸をときめかせたものだ
さらに、高性能なエンジンは、トヨタと組んだヤマハ発動機の手によるものと雑誌などで知識を得ていた
内装のウッドパネルや木製のステアリングホイールも、ピアノ技術を持っていたヤマハだということも、である
こうして、雑誌で得た知識は少しあったが、現物を見るのは初めてだ
その印象は、意外に小さいなというもの
全長4175ミリ、全幅が1600mmだから、今の次第に大型化した車を見慣れている目には、小さく映るのも当然なのだろう
しかし、その流れるようなボディラインはとてつもなく美しい
特に感じるのは奔放なる「自由」だ
デザイナーがイメージした通りに実現されている、とでも言うのか
さまざまな「無意識のうちの常識」が支配する今の世の中に、ないものを見てしまう感覚である
いつしか、自分もそうありたいと願っていた
いや、ボディラインではない
とらわれない「自由」さという志である