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先週、大分県へ行った際に、宇佐神宮へ寄ってきた
この地が、かつての邪馬台国ではないかーという説に惹かれたのである

半年ぐらい前から、3-4世紀という時代に興味を持ち、本を乱読しているうちに、そんな説を知った
邪馬台国も畿内大和説、九州説という大枠だけでなく、九州説の中にもいろいろとある

もともと古代史には興味があった
原点は、「まぼろしの邪馬台国」という本を学生時代に読んだこと
その本が今になって映画化された
吉永小百合さんが出演しているので、ご覧になった人も多いだろう

あれこれ、いろいろな偶然も作用して、ひょんなことから宇佐神宮参拝となった

さて、その宇佐神宮だが、全国に四万四千社あると言われる「八幡社」の総本社だ
神と仏を一緒に祭る「神仏習合」もいち早く取り入れ、境内に弥勒寺というお寺がある
お参りは通常の「二礼、二拍手、一礼」ではなく、「二礼、四拍手、一礼」という出雲大社と、ここだけの作法
また、東大寺の大仏殿建立の際に、聖武天皇が勅使をたてて、この神社に祈願したという

宇佐市は合併して六万人あまり
失礼ながら大分の山の中である
なのに、こうしたすごい歴史がある

謎が多いだけに、邪馬台国説が出てくるのも当然だろう
その説では、宇佐神宮の建つ亀山を卑弥呼の墓と想定する
魏志倭人伝で卑弥呼の墓は径百余歩とあるが、亀山の大きさは符合するという
一方で、これは自然の地形であり、墓ではないという説もある

立ち寄った大分県立歴史博物館の学芸員に、邪馬台国説を尋ねてみた
「まあ、そういう説はありますがー。私どもとしてはねー」
県職員として公式見解は出せないのは当り前か
しかし、最後に「何か(発掘で)出たら万々歳ですけどね」と笑顔を見せた

こちらは研究者でもなんでもない
「二礼、四拍手、一礼」の作法でお参りをしながら、ここに卑弥呼が眠っているなら面白いなあと、1700年あまり前の世界をわくわくしながら想像しただけである