イメージ 1

イメージ 2

「ねぶた」と言えば、青森
武者絵などが描かれた山車や、「ラッセー、ラッセー、ラッセラー」と跳ねまわる「ハネト」が繰り出す勇壮な祭りだ
もちろん、東北三大祭りとして知名度は全国区である

この「ねぶた」、起源はけがれを海や川に流すところからきているという
語源は「眠たし」が最も有力な説らしい

さて、この「ねぶた」
当地、富山県滑川市にもある
稲わらを束にして、むしろで包んだ6-8メートルの松明(たいまつ)に火をともして海に流す行事だ
それが今夕(7月31日)海水浴場の和田の浜で行われた

松明のてっぺんに指してあるのは檪原神社から祓い受けた幣
ほかにも七夕飾りやナス、キュウリでつくった人がたが飾られている
これら十数基の「ねぶた」を子供たちが、「ねぶた流され、朝起きゃれ」と掛け声をかけて町内を練り歩き、海に向かう

眠気を退散させて無病息災と勤労を願う「眠り流し」と、夏越しの祓い、虫送りなどが混じった行事という
起源は青森と同じなのだろう
ものの本によると、滑川の「ねぶた」は日本海側南限だそうだ

暮れなずむ空がピンク色に染まり、海は美しく静か
オレンジ色の炎が鮮やかな松明
あまりにも幻想的な風景だ
こうした行事を伝えてきた古人に思わず感謝してしまう