歴史というのは、調べれば調べるほど新たな疑問がわいてくる
同時に、意外な人と意外な接点が出てくることもある
次郎吉とは関係のない白州次郎の本を読んでいて、ある人物の名前が目に入った
白州次郎といえば、大正時代に英国・ケンブリッジ大を卒業し、戦後は吉田茂の側近として、貿易庁(通産省)長官、東北電力会長などを務めた実業家である
いや、それより、白洲を有名にしているのは、あまりにも破天荒な生きざまかもしれない
スポーツカーをこよなく愛し、イギリスでは160キロもの猛スピードで飛ばしたという
もちろん、高速道路などない、日本でいえば大正時代のことである
帰国後に結婚し、新婚旅行もオープンカーで行った
そして、戦後、GHQ総司令官、マッカーサーに「従順でない唯一の日本人」と言わせた気骨ある人物として著名だ
華族出身の夫人でエッセイストの白洲正子もあまりにも有名である
その白州次郎の父は文平(文平)、祖父は退蔵というが、この祖父が昌平黌で教えを受けたのが、古賀謹一郎であると、読んだ本に書いてあった
古賀謹一郎とは公儀の儒者であり、まさに次郎吉が5年の異国生活を経て天保14年に帰国後、事情を聴いたその人である
公儀の取り調べは勘定奉行が行ったが、ほとんど異国生活の詳細には触れていない
どうやら国禁を犯していないかどうかだけのようだ
これに対して、古賀は異国事情を聴くために、およそ30回も呼び出して、次郎吉から詳細を聞きとっている
その結果、次郎吉の記憶力の良さ、説明のうまさに感嘆し、「新聞(新しい事実)山の如し」と喜んでいるのだ
その成果は「蕃談」3巻にまとめられ、次郎吉たちの漂流の模様を世間に知らしめた
「次郎吉」と「次郎」
偶然、関心を持った両人に、共通の人物の名前が出てきたのは、独りよがりかもしれないが、実に興味深いのである
同時に、意外な人と意外な接点が出てくることもある
次郎吉とは関係のない白州次郎の本を読んでいて、ある人物の名前が目に入った
白州次郎といえば、大正時代に英国・ケンブリッジ大を卒業し、戦後は吉田茂の側近として、貿易庁(通産省)長官、東北電力会長などを務めた実業家である
いや、それより、白洲を有名にしているのは、あまりにも破天荒な生きざまかもしれない
スポーツカーをこよなく愛し、イギリスでは160キロもの猛スピードで飛ばしたという
もちろん、高速道路などない、日本でいえば大正時代のことである
帰国後に結婚し、新婚旅行もオープンカーで行った
そして、戦後、GHQ総司令官、マッカーサーに「従順でない唯一の日本人」と言わせた気骨ある人物として著名だ
華族出身の夫人でエッセイストの白洲正子もあまりにも有名である
その白州次郎の父は文平(文平)、祖父は退蔵というが、この祖父が昌平黌で教えを受けたのが、古賀謹一郎であると、読んだ本に書いてあった
古賀謹一郎とは公儀の儒者であり、まさに次郎吉が5年の異国生活を経て天保14年に帰国後、事情を聴いたその人である
公儀の取り調べは勘定奉行が行ったが、ほとんど異国生活の詳細には触れていない
どうやら国禁を犯していないかどうかだけのようだ
これに対して、古賀は異国事情を聴くために、およそ30回も呼び出して、次郎吉から詳細を聞きとっている
その結果、次郎吉の記憶力の良さ、説明のうまさに感嘆し、「新聞(新しい事実)山の如し」と喜んでいるのだ
その成果は「蕃談」3巻にまとめられ、次郎吉たちの漂流の模様を世間に知らしめた
「次郎吉」と「次郎」
偶然、関心を持った両人に、共通の人物の名前が出てきたのは、独りよがりかもしれないが、実に興味深いのである