
残雪を抱いた北アルプス・立山連峰をバックに特急列車が走り、手前にチューリップ畑……というぜいたくな構図だ
しかし、冬場はともかく、この時期は山々がかすんでしまって撮れない
さらに、北陸線に近い畑にチューリップが植えられているとは限らない
球根栽培用のチューリップは連作障害を避けるため、同じ場所では栽培しないのだ
去年、一応、狙ってみたが、線路から遠くてあまりいい写真にはならなかった
今年は先日の下見の結果、絶好のポイントで栽培が行われていることが分かったが、今度は立山連峰がかすんでいて見えない
どうにか、山が見える一日、撮影に行ったら先客が5、6人いる
やはり考えることは同じだ
名古屋ナンバーのプジョーに乗った人も来ていて、やはり撮影ポイントなのだろう
畑で作業をしていたおじさんに話を聞くと、「昔、ここのチューリップと立山と特急列車を撮った写真が、あの分厚い時刻表の表紙を飾ったんだよ」と教えてくれた
なるほど、「さもありなん」である
しかし、この日は、やはり山がくっきりとはいかない
まあ、こう言う構図があるという証拠写真の域を出ない