イメージ 1

イメージ 2

わが家の裏に何年も前からキジのつがいがいる
と言っても、山の中ではない
海岸線から130メートル、県立高校に隣接している住宅地だ

それでも田んぼがわずかに残っている
ここに、その夫婦が棲みついているのだ
毎日、犬の散歩に出かけると、「クワッ、クワッ」と鳴くので分かる
時折、2車線道路を走って横断する
ずいぶんと図太いキジだ

家の裏には用水が流れている
ここにはカルガモの夫婦がいる
よく、犬に驚いて飛び出す
毎年のことだが、もうしばらくするとあわてて飛び立つことはしなくなる
なぜなら、10羽ぐらいのヒナを連れて泳ぐようになるからだ

春らんまん、ウグイスも啼く
江戸家猫八のモノマネよりも、どんな口笛名人よりも透き通った声で「ホー、ホケキョ」とさえずる
いつも声しか分からなかったが、最近、ようやく姿を見た
スズメほどの大きさで、茶色っぽい
声に反して、全く地味な姿である

これに対して、数日前は頭が光るブルー、喉元がオレンジ色の鳥が用水路に沿って滑空していた
カワセミの一種だろう

犬を連れて周囲150メートルほどを散歩するだけで、これだけの鳥がいる
かつては、こんなことはなかったような気がする
農薬が制限され、自然が戻ってきたのだろうか
それがとてつもなくうれしい

散歩しながら犬に話しかける
「キジはいたが、さすがにサルはいないなあ。これでは鬼が島に鬼退治に行くにはキャストが足りない」
15歳になった犬は、こちらをさげすむような目をして見るだけである。