文を書くというのは、一種、自分に酔うことである
書いているうちに、心が解放されることもあるだろう
だから、言いたい放題になってしまい、相手を傷つけることもある
それを十分、注意しながら筆を進める
ものを書く者のモラルである

ネット上の匿名の書き込みなどでは、誹謗中傷が日常茶飯だ
これも好き勝手に書くことの快感に酔っているのだろう
人間の醜い部分が噴出すると言っていいかもしれない

麻生外務大臣が富山県での講演で、アルツハイマー患者をバカにするような発言をして陳謝した
講演など大勢の人に向かって話をしているときも、時折、自分の言葉に酔うものである

ついで、民主党の末松義規衆院議員がブログで言葉の暴走をし、削除した
渡部恒三代議士らと中越沖地震の視察に行った模様を書いたが、水戸黄門になぞらえて、「珍道中」と表現した
何が分かっていないかというと、視察に行ったのに悲惨な被害に遭った人たちのことが見えていない
つまり、心が痛まない
単にドラマの水戸黄門の一行に自分をなぞらえて、酔っているからである

言葉は放たれた矢である
ブログは消せるが、発した言葉は取り戻せない
その怖さも分かっていない