遍路で得た最大のものは、人の心のありがたさを知ったことである。
乞食修行ではなかったが、少しは仏教の修行者として自らを見つめなおし、生き方を探ることができた。人生を根本から変えるまでには至らなかったが、人の心はありがたいものと思わせてくれたことは、これからの生き方に少なからず影響を与えるだろう。
すでに、ネガティブな言葉は少なくなった。むしろ何でもポジティブに考えるようになったのである。取り巻く環境は何も変わらない。嫌な言葉も聞かれる。しかし、腹は立たなくなった。腹を立てても損だとはっきり思えるようになった。
多分、腹を立てるというのは、不満と感じた己の心を納得させるためのものかもしれない。怒ることで心のバランスを保つ。しかし、それは体内に毒を入れているのと同じである。腹を立てても立てなくても状況は変わりない。なら、明るく考え直しをすればいいと決めた。
私が歩いたのは、猛烈な暑さに見舞われた時期だった。しかし、四国路は四季折々に美しさがあふれている。緑の美しい山々、真っ青な海原、白い砂浜、そして古い歴史に支えられた八十八カ所のお寺。それらを訪ね、お大師様と同行二人で歩いてみれば、あなたも心の中の何かが変わるだろう。自分を取り巻くすべてに対して感謝する気持ちが芽生えたら、大成功である。
「ありがとう」
常にこの言葉を言い続けられる人には、幸せがやってくる。それだけは確信を持って言える。
乞食修行ではなかったが、少しは仏教の修行者として自らを見つめなおし、生き方を探ることができた。人生を根本から変えるまでには至らなかったが、人の心はありがたいものと思わせてくれたことは、これからの生き方に少なからず影響を与えるだろう。
すでに、ネガティブな言葉は少なくなった。むしろ何でもポジティブに考えるようになったのである。取り巻く環境は何も変わらない。嫌な言葉も聞かれる。しかし、腹は立たなくなった。腹を立てても損だとはっきり思えるようになった。
多分、腹を立てるというのは、不満と感じた己の心を納得させるためのものかもしれない。怒ることで心のバランスを保つ。しかし、それは体内に毒を入れているのと同じである。腹を立てても立てなくても状況は変わりない。なら、明るく考え直しをすればいいと決めた。
私が歩いたのは、猛烈な暑さに見舞われた時期だった。しかし、四国路は四季折々に美しさがあふれている。緑の美しい山々、真っ青な海原、白い砂浜、そして古い歴史に支えられた八十八カ所のお寺。それらを訪ね、お大師様と同行二人で歩いてみれば、あなたも心の中の何かが変わるだろう。自分を取り巻くすべてに対して感謝する気持ちが芽生えたら、大成功である。
「ありがとう」
常にこの言葉を言い続けられる人には、幸せがやってくる。それだけは確信を持って言える。