社会保険事務所の対応の悪さは何度も書きたくないのだが、どうも事務手続きにしても他の役所とは違って根本的に劣っているようだ。

 先日、企業に勤めていたときの健康保険の任意継続が2年間で切れるため、手続きなどを聞きたくて電話した。すると、たらい回しされることもなく、電話に出た女性が直接、こう返答した。「1週間ほどで書類が届きますから」。あまりに明確な対応で感心していたが、どれだけ待っても書類など来ない。ついに3週間が経って、保険証は切れてしまった。

 元々、国民健康保険に加入するしかないので、市役所へ行くと、「任意継続が切れることの証明は?」と聞かれ、「社保事務所に電話したが書類が来ない」と告げた。すると、市役所の係りは「それならこちらで調べますから」と言い、間もなく保険証を発行してくれた。
「なんだ、それなら書類を待たずにすぐに市役所へ来るのだった」と思いながらも無事解決したので、それ以上、気に留めることもなかった。

 そして、本日、社保事務所から封書が届いたのである。保険証が切れてから11日目。資格喪失通知書と書いてある。さらに、「健康保険被保険者証の返納がなされていない場合は、速やかに社会保険事務所へ返納してください」とある。

 そうした手続きを聞きたくて電話したのに、「書類が届くのを待て」である。そして書類が来たら「被保険者証の返納がなされていない場合は-」である。保険証は遠隔地にいる子供の分もある。社保事務所側が速やかに書類を送らずに、こちらにだけ速やかな返納を求められても困るのだ。

 年金不正免除問題で社保事務所はまたまた針のむしろに立たされている。あまりにもいろいろな問題が出てくることに驚くが、こうした対応では一事が万事と考えざるを得ない。本当に損なやり方をやっているなあと同情さえしてしまう。