2014/08/09発売「レイジング・マスターズ」開封結果 + 即席【DDD】 | 遊戯王のデッキ紹介や考察のアレコレ

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昨日は待望の「レイジング・マスターズ」の発売日でしたが、皆さんはどれだけ買いましたか?

収録リストに善意と悪意が上手い具合に入り混じっている今弾、セイクリッドジェムナイトを集めたかった人や、DDDを組みたい人にとっては必須のパックでしたね。

とりあえず私は、結果的に3箱買いました。初めは2箱のつもりだったんですが、地獄門の欲しさについ倍プッシュしてしまいました。今考えると。正気の沙汰ではないな…。



今回はその開封結果と、その場で組んだ【DDD】のレシピと回した感想を書いていきたいと思います。

では、開封結果です。まずは本命のDD関連以外のスーレア群。



グレイトトルネード、お前…でしゃばりすぎだろ…! 1箱に1枚の封入率って何だよ…!

とは言え、プレアデスヴァルカンミストウォームソンブレスと言った使えるカードがあるのは救いですね。特に使う予定はないんだけどネ…。

次に本命、DD関連のスーレア以上です。



ハウリングがない…、と嘆く反面、恐るべき価格となっている地獄門が2枚入っているので一喜一憂、と言った内容です。特に地獄門は、私の買ったショップでは1枚2000円で買取という破格の扱いなので、それが2枚入っていたのは喜ぶべきに違いありません。ロリコン氏は5箱で2枚だし。

総括すると、開封結果だけならば可もなく不可もなく、と言った内容だと思います。DD関連のスーレア以上を売ってしまえば、恐らく7000円くらいになるので、おおよそパック売価分のカードは回収出来たのかな、と感じます。しかし欲を言えば、やっぱりハウリングは欲しかったですね。

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開封報告は以上で、ここからはその場で構築した【DDD】についての考察、感想です。

とは言え、私だけの収穫で本格的な【DDD】を構築するのはまず不可能…。地獄門も1枚足りないし、ハウリングにいたっては皆無…。最重要カードをスーレアにするあたり、コナミの鬼畜っぷりが伺えます。

どうしようかと思っていたところで、一緒に買いに行ったロリコン氏と弟氏から救いの手が。なんと、その場で当てた地獄門やハウリング、その他のDD関連カードを譲ってくれたのです!! おかげで、(ハウリングは2枚プロキシですが)【DDD】を組む事が出来ました! やっぱり持つべきは友だね! しばらくは2人の奴隷だけどね!!



ロリコン氏と弟氏から譲り受けた分と、今まで確保した分を含め、最終的に集まったDD関連のスーレア以上はこちらです。



これだけで1万円を超えている…。なんて恐ろしい高価格カテゴリなんだ…! これらがあれば、強力なデッキになるに違いない!

以下が、私がその場で構築した【DDD】です。

<<モンスター19枚>>
DDD死偉王ヘル・アーマゲドン × 3
DDケルベロス × 3
DDナイト・ハウリング × 3
DDリリス × 3
DD魔導賢者ケプラー × 2
DD魔導賢者ガリレイ × 2
ダーク・アームド・ドラゴン × 2
終末の騎士

<<魔法13枚>>
地獄門の契約書 × 3
魔神王の契約書 × 2
死者蘇生
ワン・フォー・ワン
月の書
大嵐
闇の誘惑 × 1
サイクロン × 2
禁じられた聖杯 × 1

<<罠8枚>>
戦乙女の契約書 × 1
契約洗浄 × 1
DDリクルート × 1
DDDの人事権 × 1
聖なるバリア―ミラーフォース― × 1
トラップ・スタン × 1
リビングデッドの呼び声 ×2

<<エクストラ確定8枚(他は任意)>>
DDD烈火王テムジン × 3
DDD疾風王アレクサンダー × 3
DDD怒涛王シーザー × 2

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とりあえずある物はぶち込んだ、という感じの即席デッキ。枚数を調節しているカードは、ぱっと見のフィーリングで適当に絞っています。

実際にデュエルしてみると、初手に地獄門があるのとないのとではかなり動きが違います(そりゃそうなんですけど)。なので、地獄門は何としても手札に持ってきたい。その為に、ケプラーの効果が重宝します。



ケプラーは、召喚・特殊召喚に成功するとデッキから契約書をサーチ出来るという、非常に優秀な効果を持っています。注目すべきなのがレベル。1なので、ワン・フォー・ワンに対応しているのです。「場合」なので、タイミングを逃さないのも安心。ケプラーのおかげで、初動の安定率がグッと上がります。

問題なのがそのステータス。特殊召喚なら守備表示にすればいいですが、通常召喚だと攻撃表示になってしまうのが痛い。WikiにはDDケルベロスのペンデュラム効果で4にしてエクシーズしたり、魔神王の契約書で融合してしまうのがてっとり早いと書いてあります。

ですが個人的には、地獄門をサーチし、ハウリングをサーチし召喚。リリスを蘇生し、効果でワン・フォーワンのコストとなったDDを回収。8シンクロでケプラーを処理。これが理想的に感じます。

ところがどっこい。ハウリングは効果を発動すると、そのターンは悪魔族しか特殊召喚出来なくなってしまうのです。8シンクロの悪魔は、今のところブラッド・メフィストしか居ないんですよねぇ…。



しょっぱいバーン効果…。とどめには打ってつけかもしれませんが、初動の段階で出すモンスターではないですよね。今後のDDDの展開に期待しましょう。

最も活躍したのが、ハウリング→リリスからのアレクサンダーです。墓地さえ肥えていればハウリング1枚から即座に召喚出来るので、やはり扱いやすいです。



上手く行けば2体並ぶので、7エクシーズでドラゴサックビッグ・アイを召喚出来ます(ハウリングの召喚制限には注意しなければなりませんが)。しかも効果で展開を加速させる事が可能。出しやすさも伴って、このモンスターはエクストラDDDの中でも一番重要だと思います。

プレイングの上で気になったのが、契約書のリスクをどう回避するか。特に、地獄門は毎ターン使いたい効果なので、そのままだと1000ダメージは不可避。ですが下手をすると、返しのターンで追い詰められ、契約書のせいでライフが0になる可能性もあります(実戦でも、それに近い場面がありました)。

一番適した効果を持つのが、契約洗浄。契約書を破棄する代わりにライフとドローを得られます。しかしそれだと、肝心の契約書がなくなってしまうので出来れば避けたいところ(一応、サルベージは可能です)。

個人的に推したいのは、ガリレイによるバウンスです。



手札誘発なので、相手の除去カードにチェーンして契約書を守る事も可能。リリスからサルベージも出来るので、使い回せるのもありがたい側面。ケプラーがあるのなら、ペンデュラム・スケールをセットしてペンデュラム召喚も出来ます。応用の幅が利く、優秀なペンデュラムモンスターなので、しっかり使いこなす必要があるのではないでしょうか。

全体的な感想としては、ぶん回ると非常に安定して戦えるデッキですが、手札を消費してしまうとかなり苦しい。DDDの人事権が、条件はあるものの2枚のDDモンスターをサーチ出来るので、枚数を増やして手札増強を図った方がより安定して戦えるのではないかと思います。

ちなみに、今回私が確保しそこねたペンデュラムVパックに収録されているDDモンスターは一切投入していませんが、特に必要はないかなぁ、と感じました。しかし、ヴァリュアブルブック17についてくる反骨王は入れた方がいいと思います。



契約書のダメージを無効に出来るので、契約洗浄がいらなくなるかもしれません。レベル7なので7エクシーズ要員にもなれるし、2枚くらい入れるといい具合に回る…かも。実際に動かしてみないと何とも言えませんが、効果的には喉から手が出るレベルの優秀さです。投入は不可避でしょう。

以前、私は【ダーク・ガイア】の記事で、ダーク・ガイアと混ぜると面白くなりそうだと言いましたが、実際のところ、DDは単体が強力、というよりも個々が連携して初めて形になると感じます。なので、投入枚数がとても難しくなりそうです。しばらくは、純粋な【DDD】を楽しんで、しばらくしてから派生型を考えてみたいと思います。

今回は以上です。今弾はかなり当たり外れが激しく、我を忘れると財布の中身がぶっ飛んでしまうと思います。皆さんは常々、冷静でおられますよう…。ご一読、ありがとうございました。