2008年1月30日のNHKふるさと一番は、鳥取県若桜鉄道からの中継だった。SLの漆黒のボディーと汽笛の音にドラゴンは大興奮。

そして対決の時はやってきた。転車板に乗っているSLを一人で方向転換させるというのである。ファンにはたまらない夢のカード。ドラゴンVS機関車!


同行のレポーター「異種格闘技戦を行いま~す!青コーナー!108キロ!藤波辰爾~!」

ドラゴン「イェエエ~イ!」

同行のレポーター「赤コーナー!14トン!機関車~!」

機関車「・・・・・・・・・」


普段なら大人4人がかりで動かすらしい転車板レバーをたった一人で必死の形相で動かすドラゴン。まさに死闘。大苦戦の末、見事に90度転車させた。これぞカールゴッチからアントニオ猪木そしてドラゴンへと受け継がれた梃子の原理だ!藤波辰爾勝利!これがNHKで初めて放送された異種格闘技戦である。


この異種格闘技戦をきっかけに、マニア達はこの機関車を「機関車ドラゴン」と名付け、若桜駅ではキャラクターグッズが売られる可能性もあるが、「機関車トーマスの紛い物じゃないか」という指摘はどうかやめてほしい。


今のところ、この死闘はDVD化される予定は無いが、タイトルだけは『若桜の死闘!ドラゴン対機関車』と決めている。僕が勝手に(笑)