去年の10月に松屋銀座の「銀座の男」市で冬物スーツを2着3万円程度で購入したところ、生地やデザインなど思いのほか良かった。それまでは、高島屋や花菱のイージーオーダーでスーツを購入していたが、そもそも全くの標準体型の僕はむしろ既製品で数多く揃えたほうがいいと思ったのだ。そこで今年も夏ものスーツを銀座松屋で購入しようかなと考えていたが、夏はスーツの上着をほとんど着ないのだから2パンツつきスーツがいいということで、銀座松屋ではなく大丸東京の2パンツつきスーツ2着4万1千円を選択した。こちらも、十分満足。

まわりのビジネスマンを見まわすと、スーツの着こなしのいい日本人はまず少ない。第一に、サイズが合っていない。肩幅が広すぎたり、丈が短く尻がでていたり。ズボンの裾が短かったり長かったり。スーツの質(値段)以前の問題だ。第二に、体型。鍛えていないメタボ体型は、高級スーツでもカバーしきれない。第三にスーツにくらべて靴が貧弱。磨いていないのは論外だが、かかとがすり減っても手入れしてないのや一体成型靴、さらにはウオーキングシューズなど。会社の入っているビルの別フロアに外資系金融企業があり、欧米ビジネスマンを近くでよく目にするが、鍛えた肩と胸で着たスーツはとても良く似合っている。そういう人は、大抵靴もきまっていてプレーントウかストレートチップの磨きあげた(しかも鏡面でない)重みのあるのを履いている。見習いたいものだが、スポーツジムでいくら頑張っても一向に胸も厚くならないし腕も細いままだ。背筋ぐらいは伸びて姿勢が若干いい気はするが。