「紅葉の下で」
今朝は桜庭雅文さんの著書よりご紹介します。
世の中のものは、すべて波動を発しています。
水や空気も、石や土も、土地も建物も、道具も機械も、植物も動物も、私たち人間ひとり一人も、そして地球をはじめとする星も、すべてがそれぞれ波動を発しています。分子や原子、そして電子や陽子、さらには素粒子の1個にいたるまで、すべて波動を発しているのです。
また物質だけでなく、私たちの意思や思いも、それぞれ波動を発しています。
うれしい気持ちや楽しい気持ち、悲しい思いや苦しい思い、愛や憎しみ、思いやりや自分だけよければいいという考え方、こうしたい、ああなりたいという思い、これらすべてが波動を発しているのです。
さらに気やインドなどでいうところのプラーナと呼ばれるものは、まさに波動そのものです。
物質や私たちの思いが出す波動は、それぞれ影響しあっています。
私たちの廻りで起きる出来事は、すべて波動によって起きているのです。私たちも、地球上のすべての生命や物質も、それぞれ波動を発して、また周囲の波動の影響を受けています。私たちが経験したりみたりする出来事は、波動が影響しあった結果なのです。
ですから、言霊というものは、言葉にした思いが波動として伝わって現実になるということだったのです。
言葉にしたことが波動によって現実化するといっても、そんな実感のない人がほとんどでしょう。それは、「波動の法則」という、その法則に反することは起きないし、さらに言霊が力を発揮できるような波動を出すためには、それなりの思いの持ち方と言葉にする方法が揃わなければならないからです。
「あなたにも奇跡がすぐ起きる」
桜庭雅文さん
徳間書店より。
あなたにすべての善きことが雪崩のごとく起きます