今朝は七田式チャイルドアカデミーの七田厚さんがみやざき中央新聞に
紹介していました、「子どもに愛を伝える上で大切な6つのポイント」
についてのお話です。
6つのポイントは、「たかがひがそ」です。
「た」=「短所を見ない」
短所を見ずに長所を伸ばすということです。
子どもは、親からいいところを褒められると、自分でもそこを伸ばそうと積極的に取り組むようになります。
すると自然に短所が隠れたり、いろんなことに自信がついて、苦手なこともできるようになります。
「か」=「過程」
子どもの今の姿は、3歳は3歳なりの...
10歳は10歳なりの
「成長の過程」です。
今できていないからといって、子どもを否定するのではなく、
「まだまだ成長するんだ」という確信を持ち、温かい目で見てあげてほしい。
「か」=「完全主義で育てない」
心の余裕を少し持っていただきたい。
意図的に完璧を目指さないということが、うまくいく一つの方法だと思います。
「ひ」=「比較の仕方」
「おにいちゃんはできるのに」「お姉ちゃんはできるのに」と、
兄弟や保育園・学校の友達との比較はいけません。
出来る子どもは、それが得意だからできる、
できない子は、不得手だからできるまで時間がかかる。
もし比較するなら、その子自身の3ヵ月前や半年前など、
かつてのその子自身の姿と比較してください。
その子自身の成長に目を向けて、プラスの言葉を掛けてあげられます。
「が」=「学力中心で育てない」
私の妹が中学生のとき、期末テスト前に部活動が休みで、どの生徒も試験勉強をします。
妹はお茶やお花も習っていて、妹は「先生が休ませてくれないから、お父さん頼んで」と言いました。
すると父は、こう言いました。
「今回の結果が悪くても怒らないから、あなたはちゃんとお茶とお花のお稽古に行ってきなさい」
やっぱり大事なことは、「人間としていかに生きるか」です。
知識が身に着くとか、計算ができるとか、そんな学問の部分は、木で言えば「枝葉」です。
幹になる部分は「人間としていかに生きるか=人間力」です。
人間力がついてくれば、学力も自然に付いてくる...
そんな風にお考え頂ければと思います。
最期の「そ」=「そのままのあなたでOK!」
「○○ができたから、私たちはあなたを愛するのよ」という
条件付きの愛ではなく、無償の愛です。
「あなたの存在そのものがお父さんとお母さんはうれしいんだよ」
ということをしっかりと伝えながら子育てをして頂くと、
子どもに自然と愛が伝わっていきます。
子供だけではなく大人にも当てはまりますネ
あなたにすべての善きことが雪崩のごとく起きます
