今朝は平野秀典さんの著書よりご紹介します。
一昨年のクリスマス間近の時、
ある会社の、
『児童施設の子どもたちとディズニーランドでいっしょに遊ぶ』
というイベントに参加しました。
私は、中学生の3人の女の子たちといっしょのチームになりました。
最初は無口だった3人も、
時間がたつにつれてしだいしだいに笑顔になってきました。
そして、たくさんのアトラクションに参加したり、
いろいろな遊びをしていくうちに、心もひとつになってきました。
夕方になり、別れの時間が近づいてきました。
私も子どもたちもみんな無口になりはじめ、
別れたくない思いがあふれ出てきました。
みんなの心が通っていることが分かり、
うれしさとともに、少しずつ別れの悲しさも膨らんでいきました。
いよいよ別れの時が来て、女の子たちが言いました。
「私たちはいったんここで別れるけど、私たちのことはずっと覚えていてね」
「当たり前だよ。絶対忘れない。約束する。」
それからしばらく会話したあと、
女の子たちが半分泣きながら、かばんから何かを取り出しました。
「私たちからの贈り物。これを見たら私たちを思い出してね。」
それは、ミッキーマウスの携帯電話ストラップ。
お小遣いはほとんどないはずなのに・・・・・。
子どもたちが小遣いを全部足して買ってくれた贈り物を見て、
泣いてしまいました。
「ほんとうにありがとう。」
「ううん。いいの。私たちは今まで親にも捨てられて、
大人からも認められず生きてきたけど、
認めて遊んでくれてうれしかったの」
「・・・・認められたうれしさは俺も同じだよ。
友達って認めてくれたんだね。
ありがとう・・・・。」
携帯電話を使う時、思い出すのは3人の笑顔。
人を認める大切さ・人と関わることの大切さ・・・・・、
あらためて教えてくれたのは、3人の天使たち。
子どもたちは、いつも多くのことを教えてくれます。
今までも、そしてこれからも。
「感動力」
平野秀典さん
サンマーク出版より。
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