今朝は安部 芳明 さんの著書よりご紹介します。
人は他人に無責任な2つの言葉を用意しています。
たとえば、なにかに懸命に取り組んでいる人に対して、
「彼は脇目も振らず、集中力のある人だ」
「彼は視野が狭い人だ。もっと広い視野を持たせなくては」
と、2つの言い方があります。
同じように、
「彼は頼んだことをなかなかしないルーズな人だ」
「彼はよく考え慎重で賢明な人だ」
とも言えます。
この正反対の評価の分かれ目は、その時の好き嫌いの感情です。
また、よかれと思った行動が、
「出過ぎている」「余計なことをしてくれた」
となどと言われてしまうこともよくあります。
しかし、そんなことなら人に善意を示すことなど馬鹿らしいと、
思い止めてしまうのでは救いがありません。
内と外で善意の評価が180度違うことがあったとしても、
善は善、悪はどこまでいっても悪であることに変わりはないのです。
ゆえに自分の信じるところに従って、
善を行う勇気と根気が求められます。
「偶然と幸せの法則」
安部 芳明 さん
かんき出版より。
あなたにすべての善きことが雪崩のごとくおきます
