酷というものではないか | 北風家のおやじのブログ

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がごめ昆布を漬け込んだオリーブオイルを主原料にした手作り石けん、がごめオリーブ石鹸を作っている北風家ねっとのおやじのブログです。
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haru
「春の小川」、はキラキラしてました








今朝は斎藤茂太さんの著書よりご紹介します。




「上司がこうしてくれれば…」

「部下がこう動いてくれれば全てはうまくいくのに…」

「なんであいつはそんなふうに考えるんだ、

こう考えるのが当たり前じゃないか」

あなたにとっては、「自分の常識が世間の常識」である。

それ以外の考えを持つ人は信じられない、といきまく。

自分の考えは当たり前で、他人の考えはおかしいと思う。

他人とぶつかって、どちらかが考えを変えなければならないとすれば当然、相手の方が考えを変えるべきに決まっている、と考えるのである。

あなたの考えることを上司が正しく理解してくれ、

部下はあなたの思うとおりに動いてくれ、

ワケのわからないことを言い出す人間がひとりもいなければ、

世の中はこんなに楽なことはなく、幸せだ。

だからあなたは、ついつい他人が変わってくれることを期待する。

他人が変わってくれれば楽だ。だから、

「自分がやりかたを変えてみる」という現実的解決法に向かって動き出すのを、

いつまでも先延ばしにしてしまう。

しかし、よく考えてみてほしい。

あなたが自分のやりかたをなかなか変えられないように、

他人だって、自分のやりかたを変えるのは至難の業なのである。

彼も、彼女も、今までそのやりかたでずっと生きてきたのだ。

自分ができないことを他人に強要するのは

酷というものではないか。

「気持ちの整理…不思議なくらい前向きになる94のヒント」
斎藤茂太さん
三笠書房より。

あなたにすべての善きことが雪崩のごとく起きます