
「小学校の朝」
しっとりツルツルすっぴん美肌


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今朝は以前宮崎中央新聞に紹介されたお話です。
『五体不満足』を書いた乙武洋匡さんは、
両手と両足がありません。
あの本がベストセラーになったとき、
社会は彼を絶賛しました。
でも、私はそのとき、
彼のお母さんを褒めました。
彼の本を読んだり、
テレビに出演する彼を見ていた私の目にいつも見えていたのは、
彼のお母さんでした。
あのお母さんは人間の中の人間ですよ。
こんなエピソードを聞きました。
あるとき、やくざの方が乙武さんの姿を見てびっくりしたそうです。
彼がそのことをお母さんに言ったら、
お母さんはこう言ったそうです。
「だって、ああいう人たちはツメるといっても、
小指一本でしょ。
あんたなんか、
全身ツメちゃってるもんね(笑)」
お母さんはきっと
「手と足がないことぐらい、何よ」
という気持ちで彼を育てたんだと思います。
だから彼は一人前になったのです。
人類には色々な人間が生まれます。
障害のある子どもの親御さんは、
人類からちょっと手のかかる仕事を与えられただけなのです。
だから、自分のできる仕事をこなすだけでいいのです。
子どもより先に亡くなっても大丈夫です。
社会は、「人類の子」を死なすようなことはしません。
誰かから手を貸してもらいながら、
楽しく生きていくのです。
そんなに重く堅苦しく思わないでください。
私は、「障がい」 という言葉を使うことさえも反対です。
「この子は私の子」
それだけでいいのです。
障がいがあると思うことが問題なのです。
人間は一人ひとり違います。
障がいがあるということは、
ただちょっとその違いが大きいだけの話しです。
普通の子どもにしたって、
みんな違うでしょう。
だから、それをそのまま
当り前だと見ればいいのです。
みやざき中央新聞
スリランカ上座仏教長老 アルボムッレさんの講演録より。
あなたにすべての善きことが雪崩のごとく起きます