「君は悪くない」 | 北風家のおやじのブログ

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今朝は大ヒット作「鏡の法則」の著者、野口嘉則さんの著書よりご紹介します。



人の悩みの大半は、
人間関係に関することだそうです。

人間関係を楽しむためには、まず、
ベースとなる人間関係を良好にすることが重要です。

それは、自分自身との関係です。

「見つめる自分」と「見つめられる自分」との関係です。

「見つめる自分」が、無条件に、自分の存在を受け入れると、

自尊心が高まってゆきます。

一方、「こんな自分はみっともない」などと、

いつも厳しく自分を裁いてしまうと、劣等感が募ってしまいます。

「他人のことをどれくらい受け入れることができるか」は、

「自分のことをどれくらい受け入れているか」ということと比例するのです。

自己受容ができるほど、他者受容もできるようになります。

NBAの名選手に、ジャキール・オニール(通称:シャック)という選手がいました。

彼がプロになる当時、NBAには、マジック・ジョンソンというスターがいました。

「君はマジックのような選手になれるかね?」と聞かれたシャキールは、こう答えたそうです。

「マジック・ジョンソンは世界に一人しかいない。

僕はマジックになるんじゃない。

僕は僕自身になるんだ」と。

自己受容を妨げるものは3つあり、そのうちの一つが、

「他人との比較」です。

二つ目は、減点志向です。

自分のマイナス面に焦点を当ててしまう『習慣』です。

三つ目は、罪悪感。

過ちを犯した時、その行動に対して反省し、

自分を改めることは大切です。

その時に、自分自身を責め続けてしまうと、罪悪感が募ります。

この罪悪感が、

「自分は悪い人間だ。受け入れられる価値のない人間だ」

とつぶやき、自己受容を妨げるのです。

『グッド・ウィル・ハンティング』という映画があります。

主人公である天才少年のウィルは、心に深い傷を持ち、

心を閉ざしてしました。

そのウィルに対して、ロビン・ウィリアムズ演じる精神科医が、

ある言葉を繰り返し伝えます。

「君は悪くない」という言葉です。

その言葉により、ウィルは泣き崩れ、ついに心を開くようになります。

自己受容とは、今の自分を良いも悪いも認めて、ゆるすことです。

ありのままの自分を認めて、そっくりそのまま抱きしめるのです。

野口嘉則さん
「心眼力」
サンマーク出版より。