「極楽世界はあるか否か」 | 北風家のおやじのブログ

北風家のおやじのブログ

がごめ昆布を漬け込んだオリーブオイルを主原料にした手作り石けん、がごめオリーブ石鹸を作っている北風家ねっとのおやじのブログです。
”まじめにていねいに心をこめて”をモットーに家族で頑張っております。

$北風家のおやじのブログ-hanahasaku
「hanawasaku」
しっとりツヤツヤすっぴん美肌にっ
お徳用新発売!
http://shop.kitakazeya.net





神さまはいると信じてます。 ね! いますよね!


今朝は太田典生さんの著書よりご紹介します。



仏教思想家のひろさちやさんは、「極楽世界はあるか否か」という質問をよく受ける。

そのとき「あるか、ないか」を説いても、誰も行ったことも見たこともないのだから、いくら説得させようとしても無駄である。

そうではなくて、「『あるべきか、ないほうがよいか』を説けばよいと悟った」と語る。

たとえば、医者が患者を手術するとき、患者は助かるだろうか、死ぬだろうかといったふうには考えない。

患者を助けなくてはと考えて、一生懸命に努力するはずである。

それと同じで、浄土があるかないかではなく、浄土はあるべきだと考えて信じれば、生き方が違ってくるはずだと語る。

フランスの数学者で哲学者でもあったパスカルも、

「神があるかないかはわからない。

しかし神があるほうに賭けたら人生は喜びに満ち、ないほうに賭けたら悲惨の極みだ。

だからあるほうに賭けたほうが得だ」

と言った。

信長が好んだ謡曲『敦盛』では、「人間五十年…夢まぼろしのごとくなり」と謡うが、浄土や神はあると思って前向きに生きたいものです。

『毎朝「一話」出勤前に読む本』
三笠書房より。