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神さまはいると信じてます。 ね! いますよね!
今朝は太田典生さんの著書よりご紹介します。
仏教思想家のひろさちやさんは、「極楽世界はあるか否か」という質問をよく受ける。
そのとき「あるか、ないか」を説いても、誰も行ったことも見たこともないのだから、いくら説得させようとしても無駄である。
そうではなくて、「『あるべきか、ないほうがよいか』を説けばよいと悟った」と語る。
たとえば、医者が患者を手術するとき、患者は助かるだろうか、死ぬだろうかといったふうには考えない。
患者を助けなくてはと考えて、一生懸命に努力するはずである。
それと同じで、浄土があるかないかではなく、浄土はあるべきだと考えて信じれば、生き方が違ってくるはずだと語る。
フランスの数学者で哲学者でもあったパスカルも、
「神があるかないかはわからない。
しかし神があるほうに賭けたら人生は喜びに満ち、ないほうに賭けたら悲惨の極みだ。
だからあるほうに賭けたほうが得だ」
と言った。
信長が好んだ謡曲『敦盛』では、「人間五十年…夢まぼろしのごとくなり」と謡うが、浄土や神はあると思って前向きに生きたいものです。
『毎朝「一話」出勤前に読む本』
三笠書房より。