「一億円をあげる」 | 北風家のおやじのブログ

北風家のおやじのブログ

がごめ昆布を漬け込んだオリーブオイルを主原料にした手作り石けん、がごめオリーブ石鹸を作っている北風家ねっとのおやじのブログです。
”まじめにていねいに心をこめて”をモットーに家族で頑張っております。

$北風家のおやじのブログ-tutuji
恵山つつじのあか
乾燥肌、敏感肌の方のスキンケアにがごめオリーブ石鹸!がごめ昆布とオリーブオイルで作った、無添加の手作り石鹸です。
http://shop.kitakazeya.net





今朝は「13歳からの道徳教科書」より村上和雄先生の掲載作品をご紹介します。



だれかから「一億円をあげる」といわれたら、私たちは大喜びします。

税金は大いに気になりますが、それでも飛び上がって喜ぶに違いない。

だが、私たちが生きているということは一億円どころの話しではないのです。

いま科学者は生命について、いろいろなことを知るようになりましたが、

それでもいちばん単純な、わずか細胞一個の生命体である大腸菌一つもつくることはできません。

ノーベル賞学者が束になってかかっても、世界中の富を集めてきても、これだけ科学が進歩しても、たった一つの大腸菌すらつくれないのです。

つまり生命をつくることができないのです。

これだけのものを「タダ」でもらいながら、そのことを感謝しているかというと、あまり感謝していない。

感謝どころか「ああだ、こうだ」と文句をいっています。

これはたいへんな間違いではないか。

『13歳からの道徳教科書』育鵬社