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今朝は日本大学、林成之教授が命名した「勝負脳」のお話です。
水泳の北島康介選手にも伝授した「勝負脳」をご紹介させて頂きます。
1,ライバルに勝とうとせず、自己記録の更新にこだわる。
2,常に自己ベストの3割増の力を出そうとする。
3,疲れたなど、否定的な言葉は使わない。
4,調子のよいときは休まず、アグレッシブにやり続ける。
5,プールと自分が一体化するイメージをもち、自分の世界を作る。
脳の本能は3つしかありません。
①,生きたい
②,知りたい
③,仲良くしたい
この本能に反することを行うと、脳のパフォーマンスが圧倒的に低下します。
つまり、誰かに勝とうとすると、本能の「仲良くしたい」に反するのでパフォーマンスが落ちるわけです。
だから「ライバルに勝とうとせず、自己記録の更新にこだわる」のが勝負脳なんです。
ゴルフのタイガーウッズさんは、
・自分のショットの時「入れ」と思う。
・相手のショットの時も「入れ」と思う。
なぜなら、最高の戦いの方が観客も相手選手もみんな喜ぶのです。
ビジネスにおいても同じです。
相手に勝とうとするのではなく、共に勝つ!
共に良い製品を開発したり、良い技術を提供したりしながら、業界を良くしていく!!
その思考が脳にはいいのす。
相手のショットを「入るな」と願ってしまうと、自分のパフォーマンスも下がってしまいますから・・・。
昨日の自分に勝ちましょう。
「人間は結果を求めると、持てる能力を十分に発揮できなくなります。
スポーツでいえば、敵に勝とうと思った瞬間、能力にブレーキがかかります。
脳の持つ根源的な本能に反するからです」
林成之(医師、医学者、日本大学医学部教授)