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今朝は『みやざき中央新聞』より「読書のすすめ」の店長:清水克衛さんの講演録をご紹介します。
いのち ってなんでしょうか?
お子さんに、「いのちって何?」
って聞かれたら、どう答えますか?
日本語には、言霊(ことだま)だけでなく、音霊(おとだま)があります。
音一つ一つに意味があるんです。
命もひらがなで考えます。
「い」
「の」
「ち」
それぞれに意味があるんですね。
「い」というのは、
「生きる」
という意味です。
「の」は、
接続の「の」で、
「ち」は、
「知恵」
なんだそうです。
つまり、「いのち」とは、
『生きるための知恵』
ということです。
朝起きたら、
「おはようございます」
と言う。
脱いだ履物は揃える、
箸の持ち方、
「いただきます」
「ごちそうさま」
を言う。
これです。
この「生きるための知恵」を50年後の子孫にも伝えていかなければいけないと思っています。
戦争に負けて、戦前の価値観が否定されたとき、日本の伝統的な文化も一緒によくないものだと擦り込まれました。
日本の文化の中にあるたくさんの知恵を蘇らすためにも、しっかりと本を読みましょう。
50年後に伝えることって、そんなに難しいことではありません。
我々も親から教わっているはずなんです。
それをどこかに置き忘れちゃっただけだと思います。
今の世の中一番いけないのは、「自分はまだ死なない」と思っていることだと思います。
でも、いつか必ず死にます。
そのことを真剣に考えて、今やるべきことを格好つけてやっていかなくちゃいけないんだと思っています。
私は今、精一杯格好つけて生きています。
皆さんも少し、大人として、格好をつけて、子どもたちに背中を魅せていけたら、
子どもたちも「ああいう大人になりたい!」
と思って、夢をもって生きていけるんじゃないかと、そんな風に思っています。
格好つけて、大人の背中を魅せて、50年後の子孫たちに伝えていっちゃいましょう♪
ステキぃ~
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