今日は西藤先生から教えていただいた考え方についてです。
「問題」という言葉から、どのようなイメージや感情が湧きますか?
例えば、
○問題は、過去の好ましくない原因によって発生したもの
○問題は、自分の考え方や行動が間違っている証拠のようにとらえると、どの
ような感情が引き出されるでしょうか?
○問題は、これから好ましい結果を得るためのきっかけ
○問題は、より豊かな考え方や行動をつくり出す成長のサイン
のようにとらえると、どうでしょう?
私たちの体験する「出来事」は、本来、良いも悪いもなく「中立的」な意味を持
っています。
その中立的なものに、自分なりに「良い」とか「悪い」などと意味づけをして、
「良い気分」になれたり「悪い気分」になったりしているのですね。
ですので、私たちの考えている「問題」も、私たちの意味づけ次第で、良くも悪
くもなるでしょう。
さらに、そもそも「問題」なのではなく、自分を成長させるための「課題」「目標」
だと考えていくこともできます。
私たちは「とらえ方」を自分で選択することができます。
大切なのは、その「とらえ方」が、どのような「気持ち」を生み出しているのか?
そして、その「気持ち」は、自分の望むものなのかどうか?
ということだと言えます。
より豊かな意味づけをし、より豊かな気持ちを感じる、1つのきっかけになれば
幸いです。