笑顔が一番 | 北風家のおやじのブログ

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北風家のおやじのブログ-夕日
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今日は小山薫堂さんの著書よりご紹介します。


タクシーに乗った瞬間、不穏な空気を感じることがあります。

運転手さんの顔が笑ってない。

行き先を告げても、返事もしない…。

たいていの人は、「わっ、イヤなやつに当っちゃった」と、自分の不運を嘆くのではないでしょうか?

でも、こんなとき僕は「チャンス!」と思うようにしています。

「よし、この不機嫌な運転手さんを、なんとかニッコリさせてみせる」と、自分で自分に賭けを仕掛けて、燃えるわけです。
僕がやるのは、まずこのタクシーの運転手さんの立場に立ってみることです。

運転手さんも大変です。

昨日から寝ないでずっと走っているんだから。

今日なんかお昼ごはんも食べてない。

でも、そんなに頑張っても、不況でお客さんは減る一方。

あくまでも想像ですよ。

想像の世界で、「そりゃ、口ききたくないのもわかるよ」と運転手さんの身になってみるわけです。
「大変だよね」って思った瞬間に、空気が変わるっていうんでしょうか。

最初に感じた不穏なピリピリ感がなくなります。

その上で、おもむろに話しかけてみます。

「今日は、案外とすいてますね」

「あっ、その先、事故ですかねぇ」

これは面白いゲームなんだと思えば、あの手この手と作戦を考えるのも苦ではない。

相変わらず無視され続けても、かえってチャレンジ精神がかき立てられるというものです。

相手をニッコリさせるゲームは色々なところで仕掛けられる。

レストランや食堂で、つまらなそうにサービスしているウエイトレスにも…

コンビニで、ぶっきらぼうにレジを打っている店員にも…

クリーニング屋で、不機嫌そうに受付してる係の人にも…

そして、会社の部下にも、自分の夫(妻)にも、友人にも…

昨今は、「お客様は神様」とばかり、お金をだせば神様扱いされるのが当然で、ぞんざいに扱われでもしたら、メチャクチャなクレームになるパターンも多い。

会社では異常に気を使うが、お金を払う立場になった途端、「気配りの気配すらない状態」になる人もいる。


たとえ通りすがりの人であっても、誰かを喜ばせ、ニッコリとさせれば、結局は自分がうれしくなる。

反対に、相手が不機嫌だからと言って、自分まで不機嫌になってしまったら、たとえ短時間であっても、一緒に過ごすその時間は全くムダで、つまらないものとなってしまう。

長い人生、不機嫌で生きるより、笑顔に囲まれて過ごした方がよっぽど楽しく生きられる。

どんなときにも、相手をニッコリ笑わせる人でありたいものです。

『小山薫堂 つながる技術』PHP研究所より。



笑顔が1番


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