今日はセラピストの心屋仁之助さんの著書より光と影のお話です。
ある人は、どんどん努力して、みるみる成功していった。
すべてが順調、順風満帆の状態になっていった。
芸能人でいうならば、売れて売れて、女優との噂が持ち上がり、寝る間もないほど忙しくて、まるで光り輝いている状態だった。
しかし、「そういった飛ぶ鳥を落とす芸能人の多くが、その後どうなるか、みなさんはご存知でしょうか」
待ち受けているのは、離婚、子供の事件、仕事のトラブル、詐欺…。
「強烈な『光』を浴びれば浴びるほど、その反対側に強烈な『影』ができるのは自然の摂理です。
それは法則として、人間界にもそのまま当てはまるのです」
「光」を追い求めているときは「影」の存在を否定するために、人生全体のバランスが崩れ、そのバランスを取ろうとして「影」がさらに大きくなるのだ。
夫がポジティブになると、パートナーである妻は、バランスをとるかのようにどんどんネガティブになることがある。
その妻が最後はどうなるのかというと、夫に対して冷たい態度をとったり、無関心になる。
それも「無意識に」。
理由のわからない夫は、妻に冷たくされたと感じ、批判したり攻撃したりする。
すると、よけいに妻の態度が硬化していく。
子供も、「やることが遅い!」「勉強ができない!」と親やまわりの人から「光」ばかりを求められると、病気になったり、自分よりも弱い立場にある「ほかの子どもを攻撃する」こともある。
『光と影の法則』経済界
人気絶頂の芸能人が、意外に、家庭や人間関係ではうまくいっていないことが多いみたいです。
今が旬の芸能人が、売れない時期の貧乏生活を支えてくれた奥さんと離婚した、などという話は枚挙にいとまがありません。
スポットライトを浴びれば、人気者という「光」の存在となり、後方で支えてくれる奥さんはますます「影」の存在となります。
もちろん、仕事一筋でほとんど家に帰ることができず、子どもの教育に関与できない家庭でも、うまくいっているところはたくさんあります。
しかし、そういう人の仕事は、華やかとか、光を浴びるものではなく、地味で世に知られないものであることが多いようです。
「光と影の原則」、「陽と陰の原則」は色々な場面で成立します。
陽があれば、必ず陰もあります。
目立つ人は、ほとんどの大多数の人が目立たないからこそ際立つわけです。
支えてくれている人たちがいるからこそ、自ら光輝くこともできます。
影や裏方の存在に感謝できなくなったとき、人の輝きは失われます。
晴れの日、雨の日、嵐の日でも、いつも裏方で支えてくれた人がいることを忘れてはいけませんね。
光の1番多い日にどんな予定が入っていますか?
ありがとぉ~
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