【ここ大事!】「WISC-Ⅳ」の見どころは“IQがいくつか”ってことだけじゃないんです! | 特別支援学級から通常学級にWISC-Ⅳの検査結果の読み解きを使って転籍したムスコを育てるおかーさんのブログ

特別支援学級から通常学級にWISC-Ⅳの検査結果の読み解きを使って転籍したムスコを育てるおかーさんのブログ

自閉症+ADHDのムスコは、小学校1年生から4年間在籍した特別支援学級を、WISC-Ⅳの検査結果をもとに障害者差別解消法による合理的配慮の合意形成を経て、5年生から通常学級に転籍しました!そんなムスコを育てるおかーさんのブログです。

ようこそお越しくださいましたにやり晴れ

 

このブログは

“発達障害のある子”を育てるワタシが、

 

“発達障害のある子が生きやすい社会”

はイコール

“すべての子どもたちが生きやすい社会”

であるというを信念として、

 

発達障害は“脳の機能障害”である

ことから、

 

発達障害がある子にかかわる

・ワタシと同じ親御さん

・学校の先生がた

・お医者様など医療関係者のみなさん

に向け、

 

できるだけ

・エビデンス(根拠・証拠)をもとに

・論理的な筋道を立てて

・傾向分析も加え

・“感情”だけで語ることなく

発達障害についてお伝えし、

 

また、発達障害のある子を取り巻く

“現在”を発信することで、

 

子どもたちに関わる人すべてが

子どもたちの方を向いて、

 

いっしょに考えられるようになること

 

を目標としていますキラキラ

 

 

当方、

発達障害のある子を育てていますグッキラキラ

→ムスメは自閉傾向ありながら、義務教育中は

通常学級在籍(高2)

→ムスコは自閉症+ADHDで特別支援学級(情緒)

在籍、来年度から通常学級に通級ありで転籍

します。(現在小4)

学力的には地方国公立大学(理系)に

現役合格し、そこそこな感じで無事卒業

できた程度(高校偏差値60ちょっと)

今は専業主婦族ですが、片手で足りる

程度の転職をして、社会人生活20年。

→どの職場でもデータの集計・分析して仕事

をしていたので、根拠のある話が大好物ナイフとフォークキラキラ

教育委員会より

“建設的な話の出来る保護者”という

お墨付きをいただきましたクローバー

・高等学校の教員免許@ペーパー

持ってますハッ

 

※発達が心配な子を育てる“まだ見ぬ全国の同志”

に向けアメンバー限定記事書いてます虹

→ご本人・ご家族も可ラブラブ申請はお気軽にカギ

→アメンバー申請をする前にお読みくださいメモコチラ

※ワタシが前夫と死別後再婚しているので、そんな

ステップファミリー(再婚してます)としての出来事

なども極たま~につづっています流れ星

⇒ワタシの家族ってどんな感じか気になった方はコチラ

⇒ワタシってどんな人か気になった方はコチラ

 

ブログ内容になにか間違いがあれば、正しい情報を

発信していきたいので、ご面倒でも教えて頂けると

とってもうれしいですお願い

 

カメカメカメカメカメカメカメカメカメカメカメカメカメカメカメカメカメカメカメカメ

 

 

 

 

 

こんにちはにやりキラキラ

 

 

 

 

 

 

ブログのアタマの文章を変えました鉛筆

 

 

 

書きたいことがありすぎて、

文章ながっww

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今日は

 

 

WISC-Ⅳの本当の見どころ

 

 

をご紹介しますグッキラキラ

 

 

 

 

 

 

 

WISC-Ⅳってご存じですか?

 

 

発達障害があると分かったら、

受けること多いんじゃないかと

思いますにやり

 

 

ムスコも1回受けてますOKキラキラ

(検査結果はコチラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

WISC-Ⅳといえば、

 

 

 

一生懸命

 

 

 

 

”IQがいくつか”確認して、

 

ソーナンダァ(*¨)(*・・)(¨*)(・・*)ウンウン

 

 

 

で、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後は放置

 

〜*・⌒ ヾ(*´▽`) ウンヨンダヨンダ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

してしまっていませんか?

 

アァー,ソンナノゲローウチダケカ・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もしくは、

 

 

 

総合的なIQ90以上で、

4つの指標も全部90以上、

 

うん、これなら問題ない合格

 

 

 

 

 

 

って思っていませんか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実は、

 

 

WISC-ⅣでIQも

もちろん分かるのですが、

 

 

もっと見てほしいものが

あるんです虹

 

 

 

 

 

 

 

 

それは、

 

WISC-Ⅳの4つの指標の

バランス

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに4つの指標は↓

 

①言語理解指標(VCI)
言語の理解力や表現力、言語による推理力や思考力、語彙力など、言葉にまつわる知能。

 

②知覚推理指標(PRI)
空間の認知や目でみたものを理解し、表現する力。

 

③ワーキングメモリー指標(WMI)
注意力や集中力のほか複数の情報を同時に処理したり、順序立てて処理したりする力。

 

④処理速度指標(PSI)
どれぐらい早く物事を処理できるのかという能力。

 

 

 

で、

 

 

このバランスがどうなっているかが

“鍵カギなんです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どーいうことかというと、

 

 

たとえば、

 

--------------

 

全検査 IQ110 

言語理解指標  IQ120

知覚推理指標  IQ118

ワーキングメモリ指標 IQ110

処理速度指標  IQ90

 

--------------

 

だったとして、

 

 

 

 

 

“見た感じIQは標準以上、

「平均の上」になった。”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、実は大きな

落とし穴!!

 

 

 

 

 

--------------

言語理解指標  IQ120

知覚推理指標  IQ118

ワーキングメモリ指標 IQ114

処理速度指標  IQ90

--------------

 

のうちの

 

 

 

 

言語理解指標 IQ120

 

 

処理速度指標 IQ90

 

 

 

 

 

 

 

の指標間の差が

 

120-90=30

 

で、

 

 

差が30ある

 

 

 

このことがポイントなんですひらめき電球

 

 

 

 

 

 

 

 

この差が

 

「15以上ある」

 

 

本人に生きづらさ

 

がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

なので、

 

この4つの指標間の差に

改めて着目してみて下さいね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみにムスコも

 

全検査IQは94ながら、

 

言語理解指標とワーキングメモリ指標の

差が「25」あったもんで、

 

ほんと生きづらかったんだなぁ~

 

って気づいてやれなくて、

申し訳ない気持ちでいっぱいぐすん

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~

 

ムスコの

WISC-Ⅳの検査結果からわかること

 

全検査IQ     94

言語理解指標  IQ107

知覚推理指標  IQ91

ワーキングメモリ指標  IQ82

処理速度指標  IQ96

 

 

差が15以上ある指標について

 

「言語理解指標>知覚推理指標」の場合・・107-91=16

 

複雑な視覚情報の理解が困難な場合がある。(例:言葉と絵が一緒にあると情報が多く混乱する)

 

 

「言語理解指標>ワーキングメモリ指標」の場合・・107-82=25

 

学習の定着に時間がかかる可能性がある。語彙や知識の習得に際しては、反復学習の機会を用意したり、既習知識や体験など、長期記憶に保持された意味記憶とエピソード記憶と関連付けたりしながら学習環境を提供するとよい。(例:「○○は前回やった△△とはここまでは同じだけど、ここからが違う」と説明する、記録すべき情報は語呂合わせによる関連付けを強化する。)

 

 

「ワーキングメモリ指標<処理速度指標」の場合・・96-81=15

 

「聞いて処理する」活動や「話して答える」活動よりも、「見て処理する」活動や「書いて答える」活動を多く取り入れるとよい。ワーキングメモリ指標の水準が平均より低い場合には、聞く活動が長く続くと集中力を維持することが困難になりやすい。可能ならば処理速度指標や他の指標得点のプロフィールに合ったドリルや作業を取り入れた活動を取り入れるなどの配慮が必要。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~

 

総合的な解釈としては、

 

・言葉の理解や知識、思考力、処理速度の強さが発揮される機会を多く与える。

 

・口頭による説明や指示は短く簡潔に。

 

・学習内容の定着には時間を要することが多い。他の子供よりも反復する回数を増やしたり、一度に覚える量を減らしたりする配慮が必要。また、意味付け(有意味化)を行うことも学習内容を定着させるのに良い方法である。

 

・説明や指示は短く繰り返すことが必要。キューイング(効果的な声かけ)、リマインディング(思い出させる)、ディレクション(指示)を繰り返す。

 

・静穏な学習環境を確保する。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

↑のように指標間の問題点見たら、

ムスコの困難さがよく分かったので、

 

 

 

 

 

↑を使いながら、

 

 

指標間の差でみる

「子どものつまづき」「支援の方法」

について、

 

 

ちょっとシリーズで書いてみようと

思いますグッキラキラ

 

 

 

 

 

それでは、良い週末を虹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

===== ✂ おしらせ ✂=====

 

紹介したい書籍や道具の記事が

追いつかないので、

 

「図書館」や「備品庫」のような

感じをイメージして、

 

ROOMはじめましたウインクキラキラ

 

 

 

これまでムスコやムスメを療育してきて、

お世話になったものたちを紹介しています虹

 

 

 

 

特段ここから購入しなくていいので、

こんなグッズや本があるんだ

という参考にしてもらえたら、

本当にうれしい笑い泣きキラキラ

 

 

 

ワタシも他のブロガーさんのおすすめを

買ってみたりして、

 

会ったことはないけど

母としての先輩や同志たちに

ほんと支えてもらってるイメージで、

 

自分の血と肉にしてなんとか今日まで

子育てしてこれたので、

 

ぜひワタシもそんな存在になって

いきたいなキラキラ

 

 

 

 

商品の紹介のところにさらっと

どういう効果があったかなど

コメントを残したいと思っているので、

ぜひ興味がある時は見てみて下さいキラキラ

 

 

ワタシも他の方のROOMを見て、

ちらちら気になるものがあったので、

それもワタシのROOMにありますが、

 

北風さん、これ気になっているのか!

って感じでスル―でお願いしますww

 

完全に自分の備忘録も兼ねてます

ドクロあせるワスレチャウカラ

 

 

それでは興味のある方は、

お時間あるときぜひキラキラ