まあ、まずはこのコラムをご覧ください。

http://www.atmarkit.co.jp/im/cits/serial/compliance/19/01.html


こう思ったことのある方は本当にたくさんいると思います(苦笑)
私も時折こんな相談を受けることがあります。


でも、実際はここに書いてあるとおり、
クビを切るって作業は大変面倒な作業で、
それこそ、

これなら解雇されてもしょうがない

と誰もが思い、

また、相手方から反論されても、

やっぱりそれでも解雇されてもしょうがないと

思えるほどじゃないと

解雇って認められないと思ってしまう難しいものでございます。
(特に基準がすべて裁判によるというのが余計難しくしている。)


さて、こんな場合、実際どうすればいいかというと、
まずは就業規則を整備する。
ないと、もめたときさらに面倒なことになります。

次に違反事項があった場合には、
ここに書いてある通り、具体的な違反事由を明記した
文書を手渡した上で、しっかりと始末書をとる。
また、あまりにも、重大なミスが続く場合は、
「次同じミスをした場合は、いかなる処分も受け入れます」
という一文を入れてみるのも手。

それでもという場合は、いきなり解雇するのではなくて、
一度、呼び出して退職を促す。
(ただし、この場合自己都合扱いにはしないように、
かえって面倒になります。)

これで応じてくれたらOK、
(↑ これが一番安全でいい方法、同意書は取っておいてください。)
ダメならしょうがないので解雇。

なお、この手順、すべて書面で残しておくことをお忘れなく。
(口約束はいざもめた時に何の役にも立ちません。)

最低、これくらいの手順をふむ必要があります。
もっとも、これなら解雇しても、絶対安全かというと
そうとは言い切れないのが恐ろしいところですが。


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