こんにちは!



先日、テレビを何気なくみていたら

「一粒5万円のいちご?」

こんなテロップが流れたので、思わず

「マジか!」

と見入ってしまいました。


その時の気づきをシェアします。



イチゴ作りの職人さんが
人生をかけて、最高に美味しくて大きなイチゴを
作ろうと決めてから、約13年間の歳月をかけて
完成させたものだそうです。









ただ、未だに毎年「出来る」とは限らないようで
天候とか温度、湿度などいろんな状況によって
微妙に味が変わったり、満足のいくものに
ならない事もあるようです。


その時はどうするか?


予約もあるそうですが、全部「断る」そうです。

理由は「自分が満足できないものは人様には
食べさせられない」からです。

職人気質そのものです。


残念ながら、お味の方は解説しようがありません(笑)

食べれませんから。(高くて!)



でも、思いませんか?

「そんな高いイチゴ、誰が食べるの?」



実際にちゃんと存在します。

だから、商売になります。


ただ、1点間違えてはいけない事があります。

この職人さんは、そういう人に売ってやろう、
高くても買う人はいるはずだ・・

そういう発想では、作ってないということ。


あくまで、自分の夢、理想を形にしたかった
作りたかったという、自分の想いを形にした
だけです。


そうしたら、膨大な時間と莫大の費用が
かかってしまったのです。


普通は・・・めげるでしょうね。


そこまでして出来ない・・・と。


でも、そういう人はそんな「損得」では
考えない。




だから、成功するんです。



これを、始めから
「よし、お金のある富裕層に売るものを作ろう!」
という発想でやると、大方失敗
します。


始めに儲けありきですから。


付加価値の考え方を間違えてしまって
いるのです。



この話をもっと、分かりやすく
説明しているブログ記事があったので、
ご紹介しておきます。



ここから(一部引用)
↓ ↓ ↓ ↓

商売を始めたきっかけが、

「お金儲けをしたいから」という理由の経営者は多いと思います。

しかし、そういう思いで始めてしまった商売は、

「付加価値」というのがどうしても浅はかになってしまうために、

お客さんに商品を高く売る理由が弱くなってしまうんですね。

なぜならば、“後付け”の理由だから、どうしても胡散臭くなってしまうんです。


対して、「お金儲けをしたいから」よりも、

「こういう商品を売りたい」

「こういう思いを伝えたい」

「お客さんに、こうなって欲しい」

という、最初からお客さんに「伝えたい!」「分かってほしい!」

と思える商品やサービスに関しては、そういう付加価値が“本物”になりますから、

お客さんが商品を高く買う理由が、明確になるんですね。




数年前までは、そういう付加価値というものがなくても、

簡単に商品が売れる時代がありました。



でも、最近は商品の性能の差がほとんどなくなり、

買い手側が情報をたくさん入手することができるようになりました。

そのため、付加価値の誤魔化しがきかなくなってしまって、

“本物”ではない商品が、次々にふるいにかけられて、

売れなくなってきているのではないかと思っています。



さてさて、みなさんの商品の付加価値は、

果たして“本物”でしょうか?

それとも“後付け”でしょうか?


↑ ↑ ↑ ↑
ここまで。

竹内謙礼さんのメルマガからでした。


では、また!