まちのでんきやで働く嫁日記

まちのでんきやで働く嫁日記

奈良のまちのでんきやに嫁ぎ、女性電気工事士として活躍することを夢見る嫁が日々の業務についてアレコレ書いていきます。

日本は補聴器の普及率がとても低いそうです。

その原因は色々あるようですが

聞こえにくい、というストレスや怖さは

ぼちぼち生活できているから、と放置していていいものなのでしょうか?

 

いいえ、実は高齢性難聴をそのままにしておくと

脳に電気信号が送られる機会が減り

すなわち脳への刺激が減り

認知機能の低下にも繋がってしまうそうです。。

 

また、耳というのは危険を察知することにも大いに役立っている場所です。

 

例えば車を運転している時を想像すると・・

耳を塞いだまま運転をするのは怖いと思います。

踏切を渡るときは

窓を開けて音で確認をする、という風に習いもしました。

 

(子供の声が聞こえるな)

(自転車の音が近づいてきているな)

 

目は前を見ている分

その周囲の状況は無意識に耳で捉えていることも多いと思います。

 

日本人は得てしてギリギリまで耐える、ということが多いですね。

ただ身体の機能に関しては

失われてから取り戻す、ということはほぼできません。

聞こえなくなってから補聴器を付けても意味がないそうです。

補聴器の専門員の方も、それで悔しい思いをしたことが何度かあるそう。。

補う、という字の通り

あくまで今の機能を補助するものとして使うものなので

そこまで大きいストレスではないがちょっと聞き取りにくいことが増えたなあ

と感じた時からスタートすることで本領を発揮します。

 

さて、補聴器といえば

病院や眼鏡屋さんへ足を運ばれている方も多いと思いますが

調整には時間と日数がかかるようです。

 

次いつ来てください

と言われてハイハーイと行ける方には良いですが

そうでない方は調整に行くのを途中でやめてしまい、

結果せっかく買ってもうまく使えない

ということもあるようです。

 

補聴器を必要とする年齢層は70歳以上の方が多く

お車の運転に不安を感じ始める頃でもあります。

徒歩圏内のお店であっても

暑いか寒いかしかないといっても過言でないこの頃の日本の気候下では

調整に行くのに気持ちが積極的にならないこともあるでしょうか。

 

そんな話を補聴器の会社の方から聞き、

(そうか、だから町の電気屋で補聴器を取り扱うのが良いんだ・・)

と今更ながら気が付きました。

 

町の電気屋は

お客様に足を運ばせることはありません。

小物家電の納品であっても(極端な話、電池1個でも)

ご集金であっても

うちがご自宅までお伺いします。

 

その中で

お耳のお話も聞かせてもらえれば、

補聴器の専門員を派遣し

お客様はいつもの環境で椅子に座ったまま調整ができます!

 

健康寿命を延ばすポイントのひとつとして

どうぞお耳のことも考えてみてください。