色々な現場を紹介させて貰っているのですが
現在施工させて貰っているのが料亭旅館上見屋さんの奥座敷の建物です。
その建物の一部が完成して入口の所に昔からある看板を取付しました。
この看板は中通の玄関の所にあって何気なく見ていた看板でしたが
人間国宝の黒田辰秋さんの作品だったのです。
黒田辰秋さんは木工芸分野で初めて人間国宝に指定された方。
付知町に作品の材料を探しに来て上見屋さんに泊まった時の御礼に
造ってくれた作品だそうです。
簡単に金物で固定でビス打ちなんて出来るわけがない作品なので
木で受け材を造り固定しました。
何十年と玄関外で生活を見守ってきた看板ですので
今回は建物の中に入ってもらい入口で皆さんを出迎えて貰う感じで取付しました。
建物様子はまた後日ブログで報告させて貰います。
経年変化で時代を感じる裏側に名前が掘ってありました。