扨 この浄心不動明王が法華経を勧請された意味は既に詳細に記述しました。
其れでは法華経とはどのような経典なのでしょうか、
此の章では妙法蓮華経について触れてみたいと思います。
法華経は
・序品 第一より、
・方便品 第二、以下
・普賢菩薩勧発品・ 第二十八
の二十八品よりなり、「経中の王」と言われ」釈尊の説かれた教えの全てをお経にしたもので最高のお経と言われております。
従って何宗に拘わらず此の経は所依の経典とされて居ます。
我が国では、聖徳太子が最初に重んじられたのが法華経です。
従って浄心不動明王信仰をすると言う事は実に此の法華経を読誦し、実践して行く事に有ります。
そして究極の本性自性清浄心を得ること,即ち、解脱、成仏により、無為涅槃楽(むいねはんらく)を得ることであります。
法華経を一口で言うと
、方便品第二であり、その教理は、諸法実相で、万物、万象が真理を顕し、仏の教えであると言う事です。
諸法は如是、真理で有り其れを十如是で顕しています。
十如実相
如是相、如是性、如是体、如是力、如是作、如是因、如是縁、如是果、如是報、
如是本末究竟等(にょぜほんまつくっきょうとう)。
そして全ては仏性より成り(一切衆生悉有仏性)
従って生有るものは全て成仏すると言う事です。
更に此の品では一念三千の、人の瞬間の一念でさえ三千世界に及び、全ては帝釈帯網・無尽縁起して居ると言う事である。
、,更に如来壽量品第十六の久遠の命、永遠の命、、無量寿を説いています。
人は生死を輪廻転生する形で表れていますが、実はその命は 無量の永遠のもので有り、仏の命であると言う事です。
・次に人は皆仏様になる人であると深く考え、全ての人を拝み続けたと言う常不軽菩薩の釈尊の前世譚である。
,、其れが常不軽菩薩品第二十である。
其れから法華経を修行するには場所は選ばない。
野原、山林,、荒野、どこでも良い、其処に塔を建てよ、其処が仏の修行場所なのだ…と。
塔とは南無妙法蓮華経の塔婆である。
龍神の法華塔婆を一志禅師が建て、三宝龍神勧請となった由縁であります。
、その他有名な第二十六品の観世音菩薩品で有り、全てが観世菩薩である為、拝み合いをしなさいと言う事であります。
唯仏与仏、仏仏想念(あなたもほとけ、わたしもほとけ)(そのほとけとほとけがおがみあっている)。
我が国では其の事を布教する為に観音霊場が関東、西国に開かれています。
西国三十三観音霊場
秩父三十九観音霊場等です。
其の縮小版として後程ご紹介します大阪市生野区の舎利寺に有ります。