世界バレー男子(エジプト戦) | 北川祐介 official blog powered by ameba

世界バレー男子(エジプト戦)

久しぶりの更新です。




世界バレー、今日男子が開幕しましたね。



今日の午前中に行った授業で先生が、



「昨日で世界バレーが終わりましたが・・・」



なんて言ってましたけど、おいおいこれからだよ!!






さて開幕戦のエジプト戦。



相手のサーブ力は試合前から聞いていましたが、やはりすごい。



ジャンプサーブというのは通常3人でサーブレシーブをします。



それをスーパーエースをサーブカットに入れて4人でカットしても精一杯のすんばらしいサーブでしたよね。


まぁ、3セット目の場面は4人サーブレシーブをした時に、真ん中にスーパーエースの山本が入ってしまうというローテーションでしたので、
4人でも連続で何本も点数をとられてしまいましたね・・・。








さて、僕はセンターなので、どうしてもブロック目線で試合を見てしまいます。



まず目に付いたのは、ゴッツ石島。



テレビでは彼のスパイクやサーブが持ち上げられてましたが、
それはもちろんのこと、僕はブロックがすばらしいと思いましたね。



特にヘルプがうまい。



ヘルプというのはバレー用語で、
リードブロックをする中で、通常相手のクイックに対してブロックするのはセンターの役割なのですが、
サイドプレーヤーもクイックに対してのブロックに参加することを「ヘルプ」といいます。



しかしサイドプレーヤーがクイックのブロックに参加することは非常に難易度が高いです。



それをゴッツ石島は、むしろセンターより早くクイックに対応していました。



さすがセンター出身ですね。




だからゴッツが前衛にいる時は、センターはブロックが楽なはずなんだけどなぁ・・・。










あと、他に視聴者が疑問に思っていると思われる、


「なぜセッターの阿部はクイックをあまり使わなかったのか?」


という点では、僕は次のように考えています。



単純に、序盤は相手のセンターがかなり厚めに日本のクイックをマークしてました。



ずっとコミット的なブロックでしたからね。


それも多少サーブレシーブがネット付近まで返らなくても縦のクイックまでコミットに行ってる時もあったくらいですから。



たぶん、それを見極めていた阿部ちゃんはサイドにトスを集めていたのでしょう。



本当はそういう場面はパイプ攻撃(センターからの時間差のようなバックアタック)が一番有効なんだけど、
なかなかコンビが合わなかったですね。



そして途中から出てきた影のヒーロー朝長孝介は、
クイックのマークがようやく薄れてきたファイナルセットにクイックを多く使ってかなり決定させていましたね。



そこでしっかり上げる孝介もすばらしいし、しっかり決めるセンター線もすばらしいと思いました。



これが僕が考えることでしたが、阿部ちゃんに電話して聞いてみたわけでもないので真相は阿部ちゃんに聞いてください^^。








最後に、4セット目の23点目だったかな。


インナーの強打レシーブを荻野さんが拾って孝介が難しいボールをトスにして、最後に頑張って直弘が決めた。


そんなシーンを見て僕は「あぁいいバレーしてるな。すばらしいな。」


と思いました。







これからも全日本男子はすばらしいバレーを展開してくれると思いますので、
みなさんも全日本を応援しましょう!!