人類が他の星を征服して勢力を伸ばすだろうか
私にとってどうでもいい事だが気になる人もいるだろう
いずれ他の優れた文明に滅ぼされるのが落ちだ
人間は余りに未熟で動物的である
危険と判断され宇宙の藻屑となるだろう
その塵はやがて人間のような生き物になるかもしれない
何とも気の長い話だ
若い頃の思い出は遠い彼方に行っている
あの時の美少女はもういない
熱い心のときめきはもうない
今は心が鈍感になっているから生きていける
あの頃のカミソリのような鋭敏な心は今の私を許さないだろう
なぜ生きているのか分からない
ただ単に死にたくないからではないようだ
思春期の頃の恋は今思うと笑ってしまう
恋に恋していた以外の何ものでもない
それでも初恋の人は今でも心に残っている
甘く苦い思い出として
あの時の彼女を今でも恋している
でももうどこにもいない
相当な年齢になっておりお互いに見分けられないだろう
生きていても死んでいるのと同じだ