人は一方で貶され一方で愛される
たとえ人間の全てに憎まれていても神が愛してくれる
私は幸せを噛みしめる
今日は昨日と違った新しい日
いつまでも過去のどうでもいい事に思い煩うな
もう過去は済んだこと
過去の判断は未熟な人が勝手に決めること
正解などない
今日も新しい太陽が昇っていく
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迫害され殺戮された人にも愛する天使が見守っている
天使から見れば人は全て平等に愛の対象
天使の愛に癒され慰められない人はいない
天使は地上の戦争を止められない
人は我欲に目が眩んでいる
でも戦死したどこの国の兵士も平等に
天国へ連れて行く
肉体を離れた時汚れのない魂になるからだ
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たとえどんなに社会で愛されようと嫌われようと
墓に入ってしまえばただ沈黙の骨と灰になる
どんなに功績があろうともどんな犯罪を犯そうとも
そんなものは時が風化してしまう
必要以上に苦しむな
必要以上に悲しむな
一陣の風が吹けば何も残っていない
現実に過剰に嘆くな それはただの悪夢
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人の世界は愛と憎しみが絡み合っている
私は嫌というほど経験してきた
でも誰でもそうした諍いから離れる時がくる
そうした時思う、コップの中の嵐だったと
地上から５００メートル離れるだけで
人はいるかいないか分からない米粒になる
あんな世界で愛憎にまみれていたのかと
気づく時がある
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孤独であること
これ以上素晴らしいことはない
何にも縛られず何にも文句を言わせず
私の愛しているのは自由
何にも属せず自分の表現をしていきたい
孤独に耐えられないものたちが
自由人を嫉妬と羨望で見ている
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自由に気の赴くまま表現したい
何の足枷もないまま大空に羽ばたきたい
天空から地上の無益な争いを眺めていたい
人間が群れている 様々な正義を主張して
私は哄笑しながら大空を舞い続ける
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憂鬱が死へ誘う
もうこれ以上生きるのは無理
失望が絶望に変わり全てを投げ捨てたい
何も考えないでいい世界へ身を投げ出したい
過去の記憶が苦しめる
現在の苦境が追い詰める
未来の空白はもう存在しない時間
これを書いたら永遠に眠ろう
私が消えていく 微かに霧となって夢が霧散する
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誰しも愛の対象は自分、愛する人と愛されている自分
全てが自分に絡んでくる
それが意識の特性だと言えばそれまでだが
そこから数々の悲劇や喜劇が生まれる
はたから見れば実に悲劇的に滑稽だが
本人たちは大真面目である
そこが尚更面白い
自分を外から離れて対象化するのも良いだろう
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いい夢を見た
現実で抑圧している事から解放される夢である
夢から覚めてがっかりしたのは久しぶりである
抑鬱の原因となっているものが
願望していた事に置き換わっている
現実を心の中で悪い方へ凝結し過ぎるのは良くない
あらゆる可能性の中の一つに過ぎないからだ
夢の中で容易に溶かされる
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どんなに美しい女性も全てが美しいわけではない
美しい時間は限られるし精神的肉体的な面でもそうだ
美しいと魅惑されるのは幻想である
表面的な景色、瞬間的な場面が美しければいい
人が生きていられるのは様々な幻想にとらわれているからだ
人とは夢見る生き物、対象が科学であれ芸術であれ
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どう考えても宇宙が存在するのはあり得ない
ビッグバンなどという架空の物語を科学者が信じているのもあり得ない
物理学者は宇宙の真実を追い続けるだろうが
追っても追っても遠去かる蜃気楼のようなものだ
人間は自身を産んだこの宇宙を永遠に理解できない
なぜ存在しているか誰も答えられない