2時間椅子に座り続けるのが苦行になってきてます。 | 北川里奈オフィシャルブログ「のんびりかたり~な」Powered by Ameba

北川里奈オフィシャルブログ「のんびりかたり~な」Powered by Ameba

北川里奈オフィシャルブログ「のんびりかたり~な」Powered by Ameba

こんにちは。

年を越す前に、今年の総決算!「最近、映画何みた?」のコーナーをやっとかねばですね!
前回10月まで振り返ったので、残るは11月と12月。早速振り返ってみましょう。

11月
SPEC 天
図書館戦争 The last mission

12月
耳をすませば
白ゆき姫殺人事件

うーん、あまり見れなかったです。
「図書館戦争」は原作小説が元々好きでした。映画の第一弾も映画館で見て、今回再び映画化することを知り心待ちにしていました!
紙媒体の本が好きな身としては、本を守る図書隊はすごく魅力的に見えてきます。
原作を読んでいた高校生当時、司書の資格を取ったら、いつか図書隊ができるようなご時世になったときに図書隊に入れるかもと妄想を膨らませるほどに、実際にあってもおかしくない世界観で、想像力かきたてられました。

「耳をすませば」も昔から大好きな作品です。北川的、耳すまのお気に入りシーンは、雫がお父さんにお弁当を持って行ってあげる一連のシーン。
小さなお弁当を、そこそこ大きめの紙袋に入れちゃう感じからして、ツボでした。特に、猫を追いかけて塀を超える場面がありますが、そこでお弁当袋を投げるのがとても好きです。
耳すまの話題が上がる機会にはいつもこの話をするのですが、共感を得たことは一度もありません。なぜだ。
とはいえ、今は「お弁当だよ!?おいおい勘弁してくれー!」って冷静に思っちゃいますが。笑
でもお気に入りには変わりません。
当時と今では作品を見た後の印象もだいぶ変わりますね。前までは聖司くんかっこよすぎかよ!というイメージが7割の耳すまも、今は雫の葛藤の方に目がいきます。あとは聖司くんかっこいいけどキザだなぁ、とか。聖司くんの立ち漕ぎ率が気になったりしちゃうと、己の邪念を感じちゃますね。

偶然にも、図書館や本がキーになる耳すま。
貸し出しカード、懐かしいなぁと思いながら観ていました。今はバーコードで本を借りれる便利な世の中なので、「あ!この人の名前、別の本の貸し出しカードにも書いてあった…どんな人なんだろう」みたいなロマンスは残念ながら起きないですねぇ。
それだけじゃなくて、貸し出しカードに名前を書くと、その本を読んだ確かな証になる気がして、満たされた気持ちになりもします。「この本には私の手垢がついてるんだぜ!」みたいな、所有欲っていうのでしょうか?
アナログな文化って、時間の流れが緩やかに感じられて安心するなと思うこと、多々あります。貸し出しカードは、そのなかの些細ではあるけれど一つですね。

「白ゆき姫殺人事件」は独特でした。様々な視点から語られる一つの出来事の真相が明らかになってゆくのですが、観ていてだんだん辛くなって行きました。「自分が一番可愛い」というエゴももちろん感じられましたがそれは別にいいやと思ってしまいます。だって私も、自分のこと大事ですもん。笑
勿論、度がすぎると人を傷つけてしまう要素になりえますし、そこのさじ加減は難しいですよね。
メディアとSNSの持つ力の大きさをまざまざと感じる作品でした。
タイトルが個人的にキャッチーだと思っていましたが、いやはや、耳すまと並べると驚くほどの爽やかさのなさ。もちろん褒め言葉です。

本当は年内に観終えたかった作品があったのですが、観きれませんでしたので2016年に持ち越しです。

書きたかったことも書けて、よかった!
それではみなさま良いお年をお迎えください!

2015年最後の写真は、小堀幸ちゃんと食べに行った天丼です。美味でした。

{E36DDE53-4480-49EB-B4C8-F887B06344E4:01}