NHKのワシントン特派員だった頃、テレビでよく観た手嶋龍一は「ウルトラ・ダラー」ほかの、いわゆるインテリジェンス小説といわれる本を書く。これか、秀逸なエンターテイメントだった。
佐藤優は、いわずと知れた、外務省のラスプーチンと言われ、鈴木宗男とともに、不正を暴かれ、獄に堕ちた人である。
このふたりの対談「知の武装 救国のインテリジェンス」は、東京オリンピック招致の裏な見方などに触れたりと、なかなかに興味を引く内容である。
インテリジェンス・マスターのプーチン、ロシア大統領についての話が面白い。