技術ではなく、人の心を読む器用貧乏に!!
ステラ・エキシビジョン・パートナーズ株式会社 代表取締役
「展示会のエキスパート」飯野健二さん
http://www.stella-exp.jp/
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1965年生まれの、現在44歳。
飯野さんは展示会出展に関する独自のノウハウを武器にお客さんの支持を得る、
ヘアメイクやグラフィックの仕事も経験した元クリエイターです。
第一話は「天職」展示会に出会うまでの飯野さんを追ってみます。
バラバラだった点が、卒業文集につながった!? それでは、どうぞ。
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:最初はヘアメイクアーティストだったという事ですが、
なぜなろうと思ったんですか?
ヘアメイクアーティストを目指したのは、芸能界が好きだから!(笑)
華やかな感じが好きだったんだよね。
別に芸能人になりたかったわけじゃなくて、制作になりたかった。
その中で、ヘアメイクっていいなって思ったの。
それで、僕はファッション関係の専門学校に入ったんだけど、
専門学校って実地研修があるよね?
それで行ったのが、結構大手のプロダクション。
媒体に関しては、色々な仕事をしている所だったんだけど、
そこで気がづいてしまった・・・
ヘアメイクって一番下じゃ~ん!!って。
普通にやってたら、一番末端で終わる仕事だと思いました。
その中で自分は、今で言うならIKKOさんみたいな人になれるか?
って思ったときに、「絶対ムリだな・・・」って、即答だったね。
そこそこは食べれるとは思ったけど、最初からそこそこは目指したくないもんね。
しかも、僕は人に使われるよりは使いたいと思ってた。
もちろん、今では使わせていただいてるっていう感覚でいるけどね。
だから人に使われない為に、制作そのものを受ける側になろうって思って、
進路相談の時に、ヘアメイクで就職したくないです!って言ったの。
「せめて制作会社に就職させてください!!」って(笑)
・・・で、まずは広告制作会社へ面接に行ったのね。
そこは、いわゆる「先生」って呼ばれる人の所だったから、
ズバリ「いらないよ」って言われちゃったよ。
そこで「ハイそうですか」じゃ、就職先なくなっちゃうじゃない?
だから・・「僕、お金いりません!」って。
昔は結構あったんだよ。就職じゃなくて、弟子入りするんだって自分に言い聞かせて。
ただ、お金いらないって行ったけど、
絶対「払いたい」って言わせようって思ってたよ。
仕事で評価させてやろうって。僕はそういう気持ちが人一倍強かったと思う。
そんな感じで仕事しながらも、自分のポジションをどんどん作っていった。
その時点で、サラリーマンには向いてなかったのかもしれないね。
:そこから展示会事業にいたるきっかけを教えていただけますか?
その会社は広告制作会社だったから、あらゆる広告媒体を扱ってた。
テレビCMから雑誌、ラジオ、新聞、イベント・・・・
・・・そこでまず「イベント」と出会うわけです!! 展示会ですね。
そこの先生と呼ばれた人のもとには、大手の広告代理店さんが通って来てくれる。
先生だからね!! しかも、一カ所色決めて終わり。だけど、すごいお金がもらえるの。
5秒で終わる仕事だから、時間余るじゃない!? だからジム行ってみたり・・・。
なんだか大人の社会を除いちゃったね。
もちろん雑誌の広告の仕事なんかもあるんだけど、
その中で展示会の仕事っていうのにすごく惹かれたの。
何でかって言うと、僕は小学校の卒業文集の将来の夢の欄に、
「ビルを建てる」って書いたんだよね。
そのビルを建てるっていう夢と、展示会のブース装飾ってのは
たしかに違うんですけどね。はっきり言ってしまうとね(笑)
ただ、建てるっていうつながりで、無理矢理こじつければ
無くはないかな~って、温めてた。
そんな時に、その広告制作会社がなくなってしまうという事が決まった。
でも、そのときに作っていたネットワークのおかげで就職先には困らなかったね。
で、その先生のちょっと先輩みたいな会社に入ったんだよ。
:どんな会社だったんですか?
パーティコンパニオンやイベントコンパニオンを派遣するっていう会社だった。
そこで営業をやらないかって事で採用してもらった。
その時もイベントコンパニオンだから・・・・・、また展示会場に出入りがあった!!
なんで、自分はビルを建てたいのに人材派遣なんてやってるのかなぁ?
なんて思いつつ。今から思えば、近からず遠からずみたいなすれ違いでしたね。
そこからスッと展示会の世界に行ったんじゃなくて、
温める材料をその時間でもらったような感じだね。
その会社もバブルに乗っかって、社会貢献したいね!って言い出して。
色んな業態を統合した会社になったんです。
そこには建築・設計部隊がいたり、広告代理・プランニングとか、
コンサルティングをする人間がいたり。
そこでマーケティングの勉強も一通りやりました。
企業再生や土地開発みたいな事もやったね。
一日の東京駅の乗降客調査なんかもやったよ!
今持っているモノって、全部そこで少しずつ学んだね。
先生の所ではセンスも学んだしね。
社会人になってからも必要なものは、必然的に勉強させてもらった感じです。
:その間も展示会の仕事を目指していたんですか?
いや、広告には絶えず関わっていたかったし、つねにそこに徘徊してたけど、
色んな商材が出入りする所に身を置いておきたかっただけで、
その時は、この仕事!って限定したくなかったんだよね。
若いから、全部やってる方が刺激的だし楽しいし。
グラフィックの世界も最初はそうだと思うんですよ。
そのうちに、自分の得意分野が見つかって絞っていくんだと思うんですよね。
僕の場合はそれが展示会だったんです。
今までの経験が全部活かせて、小学校のときの夢にも近いし。
「これなら食える!!」って確固たる自信ができたわけですね。
皆さんも得意な分野を絞る時は、
自分の経験と実績に基づいた事がいいですよ。
それがまったく違う分野だと、一から勉強もしなくちゃいけないし、
お金がとれるのか、求められているものが提供できるのか分からなすぎるよね。
人生は短いんだから、時間がもったいないよ!
得手不得手でいいんです!
なんでも出来るなんてありえないし、
逆になんでもできるよって、器用貧乏の方が儲からないしね。
だけど、「何でもできなきゃいけない」って勘違いしちゃってる
人が多いのかもしれない。
:組織では使い勝手が良さそうですけどね。
ただ、器用貧乏ってのも事によっては必要だと思うんです。
でも、それは技術や能力の事じゃないんですよね。
人間心理を捉える事に器用貧乏であればいいだけなんですよ。
この人は自分に何を求めているのかっていうのを、
その人の今置かれている立場であるとか、心境であるとか、
内面をきちんと見て、その仕事に対する答えを出してあげる。
与えられた課題をどうしようかって考えてると、
自分だけの引き出しや世界観で全部こなしていかないといけない。
けど、そのその人の世界観でやろうと思ったら、答えは見えてきますよね。
自分の考えだけで突っ走ると確率論になっちゃう。
つまり、ちゃんと話しを聞いてあげて
「クライアントのニーズに答える」って事です。
そこで自分の世界観で行きたいっていう人なら、
商業デザイナー辞めて、アーティストやってればいい。
1回相手の中に入り込んでアウトプットする。
しかも、相手の中からアウトプットされたようにして、
ニカッって笑いながら提供した方が商売になるよ!(笑)
:(笑)飯野さんらしい!
しかしやはり、人の話しを聞く事が基本になるようですね。
という所で、第二話に続く!
次回は、「無意識の習慣を打ち破れ!!」お楽しみに。
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