精神論と人間論と、ロジックステラ・エキシビジョン・パートナーズ株式会社 代表取締役
「展示会のエキスパート」飯野健二さんhttp://www.stella-exp.jp/
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最終回は、苦手なクリエイターが多いであろう「商売」について。
好きな事でちゃんと儲けている飯野さんに、フリーから組織への移行ポイントや、
どんな商売にも共通するであろう「コツ」を聞いてみました!
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─:僕自身フリーのクリエイターという事で質問なんですが、
個人プレーから、スタッフを増やされたのはなぜですか?実は人を雇うと、どんどん非効率的な作業環境になっていくんだよね。
だから、最初は皆が会社を大きくする理由が分からなかったですよ。
なぜ、みんな大きくなるかっていうと、
だいたい仕事が増えてこなせなくなるから増やすわけじゃない?
仕事が増えて同じ比率で儲かるのか?って言ったら違うんだよね。新入社員だったら、給料分稼ぐようになるのにも2~3年かかる。
その間投資だよね。そんで2年立って
「今までありがとうございました」って辞めたらどうすんの?
社員の体調不良でさえ、言ってみればリスクだしね。
人はみんな違うんだから、自分が寝ないから人も寝ないって事にもならない。
こんな面倒くさくて儲からない事はやめようって思ってたの。でもね・・・、
そんな気持ちの逆転現象は、5年目から10年目くらいに起こった。
商売していると、その内一人で効率のいい勝ちパターンができて来る。
それが2~3年も続くと飽きて来るんですよ(笑)
お金もついてきたしね、必要以上に。でも、僕には物欲もそんなに強くない。
このまま一生やってたら納税の義務は果たしてるけど、
生きた証って残してないなぁ~って思っちゃって・・・。
それで、今の体制を目指して準備に5年かけた。そして・・・、
「よし! じゃあ、一人雇おうかな?」って
そ~んな事は考えなかった!!自分が組織としてやりたかったこと。一人じゃできない事。
チームや組織になると、仕事の規模も変わってくるでしょ?
だからどうせやるなら、この業界の一番大きなプロジェクトが
請けられる組織でやりたいと思ったんです。そのためにはどしたらいいのか?っていうリソースを考えて組織を作った。
自分の理想が実現できるあらゆるリソースを持ってガツンと行こう!と。
そのために5年間お金を貯めてましたね。
:良い事聞きました。流石ですね!
ちなみに、飯野さんの商売のコツってなんですか?それはねえ、
常にリスクをヘッジしていく事。どうやって、リスクをヘッジしていくのかが、どんな商売をやっていても
生き残って行くスベになっていくと思うんです。
それをとことんやって行きさえすれば、後は自分の得意な分野で
コツコツとやっていくと、稼ぐ大小は違っても生きて行ける。
それも「ある程度満足感を持って」生き続けられる、
それは決して難しい話ではないよ。自分で商売してる人だと、先月は100万円だったけど、
今月は20万円しかない。そんなもんじゃないですか。
どんなに毎月のお得意さんの仕事だって、約束された事じゃないですよね。
担当が換わりました。会社が潰れました。状況が変わりましたって。
結局、売上にムラが出る。
なぜ、そうなるかっていうと、数社に依存するからいけないんです。
つまり、分母が少なすぎるのがいけないんです。
僕の分母は100以上あるんです、常に。
入れ替わるのが分かってるので。
もう一度いいますが、分母を常に100以上で回すんです。
そうすれば、多少取りっぱぐれてもその分回収できるんです。
よく会社って「売上の8割は上位10社で締められてます」って
話しあるじゃないですか。
僕は上位10社で、2割とか3割ですよ。
そこが精神論以外で、僕が実際にやっている事ですね。
好きな事やってるように見えるけども、常にリスクのヘッジがされてるわけなんです。
ダメだった時はどうするかっていうのを常に考えてる。
あるダイエットがダメだったら、次はどのダイエットにしようかっていう風に、
常に次の引き出しを持っておく。バナナがダメだったら次はリンゴだっていう風に
すでに予備軍として存在してるんですね。
やってダメだったから次考えようじゃなくって、スグ次に移れるようにしてあるんです。
間が空かない。生産しない時間がない。それが僕のビジネスモデル。そして、精神論と人間論。そこにロジックを掛け合わせてるのが僕の戦略。
だから強いんだと思います。抜けが無い状態。
この抜けが無い計算は、自問自答することが習慣づいてるから成立したんですよ。
:前回のうるのさんも、お客さん100人から少しずつ貰いなさいって
おっしゃってましたが、これも絶対法則のようですね!
最後に30代のクリエイターに向けて一言お願いできますか?事業計画書じゃないけども、何か目標を見直せる物が何かあった方がいいですね。
自分がぶれないように、常に目を通すもの。聞くものでもいいんだけども。
形あるものに置き換えて、いつでも思い起こす事ができるものがあるといい。
理想に近づくための行動が、ハミガキみたいに習慣化するのって、
相当大変な事だとおもうので、ハミガキを何時何分にやるとか、
ハミガキ粉の量は何グラムだとか、より具体的に細分化して明確にする事です。しかも、自分に合った方法じゃないと続かないですよ。
より自分にあったもので、なおかつ目標に到達できる方法を分かる形にしておく、
意志の弱い人は誰かに見ててもらうとか、シェアしあうとかね。
競争するのもアリですよ。
業種業態かかわらず、誰にでもチャンスはあります。今の世の中は、一人でも組織でも何処にいようが
「自分らしく生きて行ける」っていう権利を与えてくれているので、
非常に恵まれている時代だと思うんです。
だからこそ、自分に正直に生きなきゃいけない。文句は後、成功も後じゃないと人生が続かないよ。
自分の事を分かってくれないって言う人がいるけれど、
分かってくれない状況しか作れてないって事なんだからね。
みんな頑張って!!
:本当に貴重なお時間をいただいて、
ありがとうございました!! 飯野さんで三人目となる、このインタビューですが、
クリエイターに限らず、共通点は多いように感じます。
ビジネス書や自己啓発書にも書かれている事なのかもしれませんが、
体験された生の手段、哲学はより心に響きますね。
ただ、手段や哲学は己の体験から感じなければ意味がない。
僕は、聞いた事を実際にやってみる事によって「腑に落ちる」という経験をしました。
「とにかく素直にやってみる」それが、飯野さんの言われたストッパーを外す
要因のひとつになると思います。
誰にでもチャンスはある。行動さえすれば・・・。
買わなきゃ宝くじも当たりませんしね☆
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