5/21(火)
偉大な実業家チャールズ▪︎シュワップは業績不振で困っている工場長に「あなたのような優秀な管理職がいるのに、なぜ従業員はノルマを達成しないのか?」と尋ねると、
工場長は「わかりません。いくら叱っても効果がないのです」と答えた。
そこでシュワップは昼勤の従業員たちに「今日の熱処理の回数は何回だったか?」と尋ねると、「6回」と言う答えが返ってきたので、
黒板にチョークで「6」と大きく書いた。
夜勤の従業員たちはそれを知って競争心を刺激された。
翌朝、シュワップが夜勤の従業員たちに同じ質問をしたところ、「7回」と言う答えが返ってきたので、
黒板に「7」と大きく書いた。それを見た昼勤の従業員たちは競争心を刺激されて生産性を上げ、
黒板に「10」と大きく書いた。こうして工場全体の生産性は飛躍的に上がった。
シュワップは「生産性を上げるためには、賃金を増やしより従業員の競争心を刺激して他人よりも秀でていたいと言う願望に火をつけることが大切だ」と言っている。