俺は占いを全く信じない。
毎朝、その日の運勢を決められるのも腹がたつし、大事な選択を占いで選ぶのは甚だ理解できない。
一生お世話になる名前が占いの本で決められた子供の気持ちを考えるだけで、憤りを感じる。
我が高校にはコミュニティスペースというものがあり、たまに催しものが行われている。
そして今回のイベントは、
『ママさん占い師があなたの人生、占います』
とかいう題名だった。
浜崎あゆみよりも占いが嫌いな俺は、そのコミュニティスペースの前で友人と待ち合わせをしていた。
友達が来ないので酷く退屈して、あくびが出る。
人間はおろか、アリの行列すらない人気ぶりの占い師も、あくびが出る。
そのあくびの瞬間、占い師と俺、二人は目が合ってしまったのだ。
退屈(俺)+退屈(占い師)=
その答えは、その後の俺の一言である。
「占ってくれますか?」
あの空気は占ってもらうしか、道はなかった。
誰だって、例えデーブスペクターだってそうしただろう。
開きっ放しのドアを閉め、椅子に座る。
手相、生年月日、姓名判断
全てを終え、結論が占い師の口から言い渡される。
「これから数日の間に、自分に不都合な出来事が起き、酷くイラ立つでしょう。
そのイラ立ちは眠れなくなるほどの強いものです。
あなたの体にたまったものを外に出さなければならない。
人間の生理現象の排泄によって、それは外に出すことが出来ます。」
これは何が言いたいのか。
占いが苦手な俺は、ふと考えるのである。
・近々、不吉なことが起きる
・不眠症にもなる
・そうなりたくないなら尿や便を出せ
こんな感じだろうか。
占いが終わり携帯を見る。
もう待ち合わせ時間を1時間以上過ぎ、友人からメールが入っていた。
「ごめん。どこにいるか分からないから帰るね。」
どうやら俺が占いしていた時、閉じられたドアの向こうで友人は待っていたらしい。
占いのせいで、友人に会うことが出来なかったのである。
不吉でイラ立つ、とはこのことであろう。
占い通りだ。
最近、便秘ぎみで便がたまっているのを言い当てられた俺は、水を1・5リットルのペットボトルを飲み干すことにする。
夜、目が覚める。
トイレに行く。
目が覚める。
トイレに行く。
俺は水の飲み過ぎで、眠れなくなってしまったのだ。
終いには親父に
「腹、大丈夫か?」
と心配される始末。
結果、占いは大当たりだったのである。
腹に。
毎朝、その日の運勢を決められるのも腹がたつし、大事な選択を占いで選ぶのは甚だ理解できない。
一生お世話になる名前が占いの本で決められた子供の気持ちを考えるだけで、憤りを感じる。
我が高校にはコミュニティスペースというものがあり、たまに催しものが行われている。
そして今回のイベントは、
『ママさん占い師があなたの人生、占います』
とかいう題名だった。
浜崎あゆみよりも占いが嫌いな俺は、そのコミュニティスペースの前で友人と待ち合わせをしていた。
友達が来ないので酷く退屈して、あくびが出る。
人間はおろか、アリの行列すらない人気ぶりの占い師も、あくびが出る。
そのあくびの瞬間、占い師と俺、二人は目が合ってしまったのだ。
退屈(俺)+退屈(占い師)=
その答えは、その後の俺の一言である。
「占ってくれますか?」
あの空気は占ってもらうしか、道はなかった。
誰だって、例えデーブスペクターだってそうしただろう。
開きっ放しのドアを閉め、椅子に座る。
手相、生年月日、姓名判断
全てを終え、結論が占い師の口から言い渡される。
「これから数日の間に、自分に不都合な出来事が起き、酷くイラ立つでしょう。
そのイラ立ちは眠れなくなるほどの強いものです。
あなたの体にたまったものを外に出さなければならない。
人間の生理現象の排泄によって、それは外に出すことが出来ます。」
これは何が言いたいのか。
占いが苦手な俺は、ふと考えるのである。
・近々、不吉なことが起きる
・不眠症にもなる
・そうなりたくないなら尿や便を出せ
こんな感じだろうか。
占いが終わり携帯を見る。
もう待ち合わせ時間を1時間以上過ぎ、友人からメールが入っていた。
「ごめん。どこにいるか分からないから帰るね。」
どうやら俺が占いしていた時、閉じられたドアの向こうで友人は待っていたらしい。
占いのせいで、友人に会うことが出来なかったのである。
不吉でイラ立つ、とはこのことであろう。
占い通りだ。
最近、便秘ぎみで便がたまっているのを言い当てられた俺は、水を1・5リットルのペットボトルを飲み干すことにする。
夜、目が覚める。
トイレに行く。
目が覚める。
トイレに行く。
俺は水の飲み過ぎで、眠れなくなってしまったのだ。
終いには親父に
「腹、大丈夫か?」
と心配される始末。
結果、占いは大当たりだったのである。
腹に。